いまさらですが、明けましておめでとうございます。

このブログ、半年近くも更新が滞っているかと思います。

実は、昨年の11月~12月にかけて仕事が忙しく、なかなか更新タイミングが計れないうちに、だらだらと怠けてしまいました。

この間、現在も続くコロナ禍もあり、育児や学習面で何かと進展はありました。

また、チョボチョボと更新して参ります。

 

さて。

前回、「セガレが6歳のうちに何か英才教育じみた事をやってみよう」という事で。

セガレはパズルやブロックが好きなので、とりあえず囲碁をやらせてみたのでした。

親の趣味と抱き合わせですね。

 

8月のお盆~10月までの約3か月。

結果としてどうだったか?

 

まず、囲碁の大雑把な初期進行を記しますと。

対局の最初期は、この様に、隅っこを順番に打ち合っていくのが普通の進行です。

白と黒が隅から打っていくのは、いわゆる「地(じ)」=陣地とか領土が作りやすいからです。

この場合、白と黒が大きな実力差がないので、ハンデ無しで何もない状態から打っていきます。

「平手(ひらて)」「互先(たがいせん)」などと言います。

 

これが、ハンデがありますと・・・。

この写真の場合は、弱い方の「黒番」に、先に4つ石を置かせてから対局がスタートします。

囲碁では、弱い側の人を「下手(したて)」と言い、黒石を打っていく習わしがあります。

逆に、強い人を「上手(うわて)」と言い、白石を持ちます。

(ことわざで「下手に出る」と言ったり、「下手」と書いて「へた」と読むのは、この辺が語源でしょうか。)

 

この写真の場合は、9個の黒石をハンデとして置かせています。

で、白が第一手を打って、対局が開始した所です。

これを、9子目(きゅうしもく)とか「星目(せいもく)」と言います。

陣地ができやすい場所に、9個の黒石があり、相当なハンデですね。

次いで、9子の隅っこに、さらに石を置かせております。

これは、「風鈴」というハンデ戦です。

四隅のさらに内側に石があり、この場所を「三三(さんさん)」と言って、とても陣地が作りやすい場所です。

 

さらにハンデがあると・・・。

4隅の「風鈴」だけでなく、4つの「辺」の内側にも黒石が並んでいます。

辺の上下に並んだ部分は、「鉄柱(てっちゅう)」と言う打ち方で。

9子目+風鈴+鉄柱で、「風鈴鉄柱星目」というハンデです。

おそらく、究極のハンデ戦ですね。

 

まるきり入門者のセガレには、簡単な詰碁や囲碁ドリルをさせながら、並行してハンデ戦を行いました。

まずは、風鈴鉄柱星目から打たせて・・・。

ボコボコに負けていたセガレが、ドリルやっている内に上達してきて。

3週間後から、鉄柱を1つ外さないと、勝てなくなりました。

(もちろん、一局のうち4~5回くらいは手加減をしました)

で、1週間おきに1つずつ鉄柱を外して・・・。

2か月後には「風鈴」で良い勝負。

で、また風鈴を1つずつ外していって・・・。

3か月目には、通常のハンデ戦である「星目(9子目)」に辿り着きました。

先に挙げた、コレ↓ですね。

そうして、忙しくなった11月に入りまして。

9個の石を並べるハンデから、ど真ん中の石を1つ減らす「8子局」でのハンデ戦になった所で、英才教育は「中断」とあいなりました。

その後、1か月に1回くらいは対局しましたが・・・やはり、1か月に1回では、みるみる内に下手になってしまいましね。

だけどまぁ、ごく基本的な部分は習得したと思うので。

今後、コロナ騒動が続くようなら、ゲームの一環として再開する事でしょう。

 

そんな訳で、自宅で過ごす事が増えた昨今においては、こんなゲームもどうでしょうか?