いよいよ文字を教える！②電車の型番から始めてみる

前回記したＪＲという文字は、たしか1週間ほど前に教えました。
1週間経つと、同じ鉄道雑誌を見せに来て「これＪＲ」「これ違う」と語っています。
写真の横にＪＲの何々系と書いてあったり、電車本体に印字されていて、それを理解しているわけです。

今までは、絵（ビジュアル）として物事を判別していたのが、文字で判別するようになった。
これは、人間として大きな進歩ではないでしょうか。
もっとも、ＪＲ一択ではありますが。

1週間経って、今回の3連休になったので。
またしてもセガレのお気に入り鉄道雑誌を紐解いて、他の文字を教えました。
簡単そうな文字は・・・。
マニアックな雑誌なので、Ｎ700系といった食いつきやすい新幹線が出ていなくて困りました。
ゴツゴツした男っぽいＥＦ、ＥＤみたいな電車の、アルファベット文字が適当かなぁ。

で、見せたのがこれ。

貨物を引っ張ってる頑張り屋さんディーゼル君です。

「パパは昔、雪の中で電車が停まってしまってね。そういう時に、こういう電車が助けに来てくれたんだ。新幹線に比べたら格好悪いけど・・・男の中の男みたいな電車やね（電車じゃなくてディーゼル機関車だけど）。」とか言ったり。
けっこう、実話なんですけどね。
やはり、シュっとした新幹線系統とはあまりに違う無骨な外観に閉口するセガレ・・・。

ＤとＥとＦといった、書きやすそうな文字で構成された気動車を紹介したつもりなんですが。
あんまり食いつかないですね。
詳しくは知りませんが、この手のＥＦとかＥＤで20系統の客車を牽引したのが・・・かつての少年（今は40代以上）の胸を熱くさせたブルートレインらしいのですが。
ノーズがシュっとした新幹線の前では、理解されない様です。

話は戻って。
ＥＦといった呼び名はヒアリングできるものの、ライティングする気は全くないセガレ。
しかし、Ｄというアルファベット文字はピピっとアンテナを張った様です。
というのも、Ｄ51・・・いわゆるデゴイチという大スター機関車がありますからね。
Ｄ51やらＣ58みたいな蒸気機関車の写真は、雑誌等で豊富に紹介されています。

ＤとかＥといった文字に、ちょっと食いついた・・・ぐらいが、ここ2日間の成果です。
しょぼいと言えばしょぼい成果ですがね。
1年前に、1か月で3個くらいしか単語が話せなかったセガレを知っているので。
「1日でＤを覚えたか！」という感慨が、ジワ～っとあります。
1週間経って、セガレの中で文字とビジュアルとの相関が、どれくらい熟成されているか・・・ちょっと楽しみです。

ザ・ラストランブルートレイン富士・はやぶさ [DVD]/(株)ピーエスジー