RakutenTVで毎週金曜日18:00~より2話ずつ配信、全16話

 

※第1話は無料配信中

 

垂涎-Desire-

 

~HPより~

オメガバースの世界観

 アルファ(A):容姿・知力・体力すべてで他を圧倒する最上位属性。絶対的な支配者的存在
 ベータ(B):特殊な能力を持たない一般人で、人口の大半を占める
 オメガ(O):非常に希少で、美しい容姿を持つことが多く、男女ともに妊娠可能な属性

 

登場人物

 花詠(ホワ・ヨン)→花-蘭-の香りのオメガ(O)、大手医薬品メーカー「HSグループ」社長・沈文琅の秘書

 盛少游(ション・シャオヨウ)→S級アルファ(A)、大手医薬品メーカー「盛放生物」の若き御曹司

 高途(ガオ・トゥー)→ベータ(B)を装うセージの香りのオメガ(O)、大手医薬品メーカー「HSグループ」社長・沈文琅の秘書

 沈文琅(シェン・ウェンラン)→アイリスの香りのS級アルファ(A)、大手医薬品メーカー「HSグループ」の社長

 

 

ネタバレありありなのでご注意を

 

 

Xホテルのラグジュアリーなとある部屋

 

花詠(ホワ・ヨン)は、HSグループの若き社長である沈文琅(シェン・ウェンラン)、P国の世界的企業X社の常秘書とアンニュイに対峙していた

 

花詠は想い人、盛放生物の御曹司である盛少游(ション・シャオヨウ)に情報は蒔いてくれたか、と沈社長に確認をする

 

探偵が潜り込んでいる事にも気づいている沈社長

 

 

 

花詠は発情期(ラット期)と、求偶症(性行為を強要し過程を忘れる症状、だそうです、なんちゅう迷惑な)のせいで、自分を拘束していたため、拘束の跡と擦り傷だらけ

 

お前の治癒力なら一発で治るだろう、と言う沈社長に対し、だって盛さんに見せたいんだもん、とのたまう

 

(花詠様の「盛さん」の呼び方がすごく可愛らしいから、ぜひ聞いて欲しい!)

 

 

 

とばっちりを受けて入院中の高途(ガオ・トゥー)秘書の見舞に行くと、部屋を出る沈社長と続く常秘書

 

その様子を探偵から報告を受けた盛少游は、花詠が意に添わぬ「接待」を強要されていると勘違いし、ただただ心を痛めている

 

思い余って探偵に、沈ヤってくれたら法外な金を払うよとか言い出し

 

私、探偵であってアサシンじゃありません、って窘められる始末

 

 

 

部屋のパスワードを破り、無事に花詠様を救出した探偵

 

ガウンをまとっただけの花詠様に、羽織るものを用意してあげて、と盛少游に電話を掛ける

 

花詠の儚げな美しさに、部下が思わず見惚れてしまうのも窘める

 

探偵、なかなかにして紳士

 

 

 

やがて盛少游の元へと帰った花詠は、虚ろでいて、盛少游の事もわからず怯えている

 

花詠がされた事(だと盛少游が思い込んでいる事)を想い、ただただ心を痛める盛少游

 

俺様S級アルファだと思っていたけれども、花詠様が何年も追いかけ続けるだけあって、素敵な紳士

 

 

 

部屋に連れ帰っても、病院には行かない、という花詠の言葉を尊重し

 

ちゃんと花詠に確認をとってから傷を確認する盛少游

 

きっと癒えるよ、と優しく寄り添う盛少游

 

抱きしめ合った2人、花詠の目から零れる涙

 

 

 

花詠がとある機密情報を渡すと言っても、受け取れない、と言う

 

盛少游の瞳にもいっぱいに涙が張っている

 

そこにあるのは、ただ花詠を愛おしく思う気持ちだけだった

 

花詠を1人にしておけなくて、仕事まで休んで献身的に世話をする盛少游

 

だって、君の事が大好きだから

 

 

 

その頃、本当に気の毒で健気な高秘書は、質素な部屋で高校時代に沈と撮った2ショット写真を眺めていた

 

いつかバイト先に現れた時に買ってくれたレモンのドリンクも大切に取ってある

 

(本当に健気)

 

それなのに思い出す沈社長の心無い言葉

 

「オメガは嫌いだけれども、花詠の事だけは気になっていた」

 

 

 

盛少游はまたしても沈社長に喧嘩を吹っ掛けて、顔に傷をつけて帰宅する

 

そんな盛少游の事を、可愛いと言う花詠

 

5歳児も、12歳児も、25歳児も(花詠様の年齢は不明ですが)

 

男子は皆「可愛い子」が好き

 

もう喧嘩はしないで、と言う花詠は、盛少游にそっとキスをする

 

 

 

高秘書の部屋に沈社長が訪れた

 

オメガの気配がなくて、ひそかに機嫌が良くなる沈社長

 

もっと良い部屋に住めだの、返済はしなくて良いだの(だって払ったの盛少游だしな)

 

色々言いながらも、ここは会社じゃないから社長はやめろ、と珍しく友達モードの沈

 

 

 

ところが、花詠の話が出たものだから、沈は花詠の事が好きなんだと勘違いしている高秘書に

 

高秘書が他の誰かの名前を出すだけでモヤモヤしちゃう、どうしようもない沈社長がまたしてもパワハラモード全開になり

 

結果、追い出されて階下のドアを蹴っちゃう

 

 

出て来たおばちゃんに、テキトーに言いつくろう沈社長

 

イケメンの特権でおばちゃんは騙され、いつでもどこでも誰とでも話せるおばちゃん特技を発令し

 

廊下の電球が切れてるのよ、上の階の子、この前転んでたもん、とか言う

 

 

血相変えた沈社長は、廊下の電球はもちろん、近くの外灯の電球も全て自腹で変えさせちゃう

 

だって高が心配だから

 

素直に言いなよ、君の事が心配だから、もっと良い部屋に住んで、って(滝汗)

 

 

 

盛少游の部屋に往診に来たお医者様によれば、「驚異的な回復力」で花詠の傷は癒えているらしい

 

そして盛少游はフェロモンバランスが崩れているらしい

 

オメガならある事だけれども、S級アルファの盛少游が何故?とは言うものの

 

まぁ発情期が近いしね、で、花詠はフェロモンに過敏になっているので、発情期(ラット期)は花詠に近づき過ぎないでね、とアドバイスをする

 

 

 

盛放生物にて

 

HS社の株価を暴落させるために、空売りを仕掛ける事に(仕組みはよくわかりません)

 

でも沈が資金繰りで苦しむ事になるんだって

 

思惑通り、HS社の株価が暴落する

 

 

 

株価は暴落し、入札には負け、嫌がらせみたいな通報が相次ぐ

 

会議で、冷静にHS社は安泰だと説明をする高秘書

 

珍しく沈社長もご満悦

 

おまけにフェロモン腺癌の特効薬も臨床実験の短縮が認められ

 

もうすぐ市場に出回るほどに

 

 

 

誰もが高秘書の能力を認める中、秘書室で退職届を手に取り見つめる高秘書

 

オメガのフェロモンの香りをさせてくるな、と何度も罵られ

 

それなのに花詠だけは気になっていると言った沈社長の、花詠との仲の匂わせ発言を思い出し

 

意を決したように退職届にサインをする高秘書

 

 

 

そこへやって来た秘書長(私が勝手に呼んでます)に先ほどの発言を褒められた上

 

社長もキミみたいな右腕がいて心強い、さすが同級生!頑張ろうぜ、と励まされる

 

もう少し待とう、と退職届を破棄する高秘書

 

1回アイツ捨ててやれ?血相変えて探しに来るから

 

 

 

一方、順調に盛少游の心の奥深くに入り込み

 

愛されている花詠様だけれども、医者の指示に従って花詠を気遣った盛少游が発情期に帰って来ないもんだからおかんむり

 

想い出の懐中時計を握りしめながら、盛少游をさらに躾ける事を決意する

 

 

 

やがて帰宅した盛少游は、花詠が沈んでいる様子を気に掛ける

 

ベッドで抱きしめて眠る花詠に、自分の事を汚いと思うか?と問われ戸惑う盛少游

 

発情期に他のオメガと過ごすなんて、と盛少游を静かに責める花詠

 

別に浮気していないのに責められて困惑する盛少游だけれども

 

何せべた惚れ状態にもってこられているので、怒る事も出来ない

 

 

 

キスとかハグとか添い寝だけじゃダメ?と聞く花詠に

 

余計な事は考えずに寝なさい、と言うけれども、背中を向けてしまう花詠

 

(多分清らかな関係だけだと物足りないの花詠様の方かと・・・)

 

 

 

夜中に目を覚ますと、花詠の様子が変!?

 

慌てて医者に指示を仰ぎ、薬を注射をする盛少游だけれども・・・

 

 

【もはや応援するしかない】

 

好き好き好き好き好き好き大好き、盛少游!って感じではなくて

 

欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい

 

って感じなんだけれども、静かに、徐々に、深く深く盛少游の心を自分に引きずり込む花詠様

 

 

普通なら恐怖しかないんだけれども、あまりに清々していて逆に全力応援したくなる

 

確かにS級アルファを思い通りにしたかったら、こうするしかないよね?的な

 

ただ恋愛したいだけじゃないんだもんね

 

 

戻れない所まで来てしまった盛少游、お気の毒様なんですが

 

きっとそこは甘いと思う

 

蟻地獄とか、底なし沼とか、流砂とか、マリワナ海溝とか、どこか深くて静かな場所

 

だけれども、実はそこには束縛や暴力はなくて、花詠様の愛に満ちているのだと思います

 

 

ある意味、逆愛のウェイウェイちゃんと同じだけど

 

ただウェイウェイちゃんより随分とオトコらしいから

 

オトコらしい人が落とされるのを見るのがお好きな某ブログ主様には、ここからぜひ!見守っていただきたいと思っておりまする

 

 

 

一方の、どうしようもない沈社長

 

起業した時に助けてもらったという弱みがあって(弱みだよね?)

 

仕方なく(?)花詠様に協力しているだけなのですが

 

高秘書への気持ちに自分でも気づいていないものだから、かなり拗らせてしまっている

 

 

何を言っても離れていかないと思っているのか

 

ただ単に、不器用が過ぎるのか

 

とにもかくにも高秘書には「もっと良いアルファきっとおるで」と言ってあげたくなる(汗)

 

 

だけどウェンランが良いんだよね、10年も思い続けているんだものね

 

花詠様がじわじわと追い詰めるのに対し、ガオ・トゥーは、ただただ傍にいて思い続けているだけなのが切ない

 

オメガが嫌いって知っているから、健康を害してまで、ベータのふりして友達として傍にいるのに

 

ウェンランが花詠様連れて来ちゃったもんだから(その気は1ミリもないのに)話が複雑になっている

 

ベータのふりも、友達のふりも、切ないのぉ

 

 

で、何でそんなに2組とも好きなのか?と疑問を抱く皆様にワタクシが特大の正論をプレゼントいたします

 

「きっとフェロモン単位で惹かれている運命のお相手なのよ」

 

(オメガバースってそーなんだって)

 

そりゃ仕方ない、運命ならば仕方がない

 

 

ネタバレを読んでいても面白いし

 

ドッキドキだし、この先が本当に楽しみ!!!!

 

中華BL最高だな、おい

 

 

ちなみに途中まで書いていたのが消えてしまって、書き直しました(涙)

 

私、頑張った

 

どうしても書きたかった

 

書けて自己満足!