第10話を見終えて
レビューはするかもしれないし、しないかもしれないし
これはレビューではなく、私の二次創作になってしまうのだと思うのですが
きっとこれを読んでくださっているのは、私にこのドラマを勧めて下さった素敵なブログ主様方だと思いますので
何卒お許しくださればと思います
ちょい追記で
皆様、素晴らしいお話を教えて下さって本当にありがとうございました
引き続きおすすめを教えていただけたら幸いです
胸に残る、そして今を生きられている私は、今ある大切な人たちを大切にしようと思える素晴らしいドラマでした
本当に素敵なドラマを教えていただき、ありがとうございました
記憶の扉を開くみたいにして
CREAM CRACKERSの蓋を開いた
溢れ出したのはきっと僕の感情で
僕はそれを胸に抱えて抱きしめる
キミの事をいけすかないヤツだと思っていたあの日
キミの怒りに触れた日
試験に行くのを邪魔したコト
バーからキミを連れ去った日のコト
溢れ出した気持ちをキミにぶつけた日のコト
切り取られた瞬間の欠片達
キミとキスしたコト
2人で見上げた星空
キミが僕を見上げる瞳
少しずつ近づいた距離
抱きしめた記憶
キミの涙
キミの笑顔
確かに感じた体温
柔らかな感触
指先の記憶
肌に触れたキミのコト
確かに想い合っていたあの日のコト
手作りの単語帳
腕時計
キミが遺したものはあまりにも少なくて
この小さな缶1つに収まってしまう
キミは永遠に18歳のまま僕の記憶の中に取り残されて
僕は気づけば凄いスピードであの日、あの瞬間から連れ去られている
いつか僕はまた誰かを想うのかもしれない
いつか僕は誰かとまた笑い合うのかもしれない
いつか僕はまた誰かと触れ合うのかもしれない
その事実が、その事実こそが、僕を苦しめるのに
誰を想えたとしても
誰と笑い合えたとしても
誰と触れ合ったとしても
永遠に18歳を生きるキミの元に帰れる日なんて来ないのに
ねぇお願い、もう少し時間があれば
永遠の中のキミが僕に対して怒ったり
不機嫌だったり
喧嘩ばかりしていさえすれば
せめて憎しみあえれば良かったのに
キミは永遠に僕の中で18歳を生き続ける
そして僕は気の遠くなるほど長い時間をこれから
キミを抱えて生きていくんだ
1秒ずつ、遠ざかりながら
あの日々からも
あの日、からも