ねぇキミは初めての恋が始まった日のことを覚えている?


僕はね、はっきりと覚えている


教室の窓の外


落ちてきた糸電話の片割れ


耳をくすぐるキミの声



小さく尖った顎


綺麗な幅広の二重


年齢よりもずっと幼く見える笑顔


もぐもぐ食べる膨らんだ頬


繊細な指先


華奢な腰


黒くてまっすぐな髪


キャンキャン鳴く子犬みたいに騒がしい喋り方


すぐに占いを信じちゃう所


友達想いな優しい性質


本当は抱えている頼りない寂しさ


ぎこちない唇


温かな体温



キミの好きな所なら100個だって言えるけれども


そのどれもが、キミに恋をした理由にはならない


説明できるうちは恋じゃない


ただ僕はキミに出会ってしまったんだ


ただ僕はキミに


初めての恋をするために



※※※

P'Cirの気持ちを勝手に代弁してみました


なんで好きになったのー?ってそりゃ


中の人がNoeul君だからだよ、で私の全ては物語が始まる前から120%で解決してますけどね笑