The Boy Next World 第3話の詳細ネタバレです

 

ネタバレNGな方はこちらでお暇いたしとうございますm(_)m

 

 

P’Cirを元の世界に戻す方法を考えながらぼんやりと歩いていたプーガンは周りを見ずに道路に踏み出し、バイクに衝突しそうになる

 

慌ててプーガンを止めたサーラスが、怪我はないかと心配する

 

自分は大丈夫で、心配なのは先輩の方だと返すプー

 

座って不安を解消しよう、と言い、サーラスの手を引く

 

 

木陰に座って水を飲む2人

 

プーガンはサーラスの眉間を指で押す

 

ハンサムじゃなくなるよ?というプーガンに、どうでもいいと返すサーラス

 

まだ心配しているサーラスに、先輩のファンが聞いたら先輩に心配させた罰で自分は打ち首になってしまう、と笑うプーガン

 

プー以外の他人には興味がないと言うサーラスに、戸惑いながらも微笑むプーガン

 

誰かに心配されるのは慣れない、というプーガン

 

父が亡くなった後、母は父との想い出が残る地に耐えられなくてオーストラリアに移住してしまった

 

母とは電話で話すし、プーガンの事を思ってくれてはいるけれども、でもプーは・・・

 

想い出と生きる事を選んだ?と聞くサーラスに、何故知っているのかと聞いたのに、別の世界では恋人だったからかと1人納得するプーガン

 

そして突然何かを思い出すプーガン

 

プーが先輩を、別のプーに会えるように元の世界に戻してあげる、と嬉しそうに告げるのだった

 

 

 

自分の部屋で眠っているサーラスはうなされて目覚める(ボス君、NCシーン以外ではお洋服着て、お願い涙)

 

卒業アルバム(?)を手に思い悩んでいる所にプーガンからのメッセージが届く

 

「約束を忘れないでね」

 

 

晴れた空

 

プーガンはヘッドフォンで音楽を聴きながら、ご機嫌でサーラスを待っている

 

どこか憂い顔のサーラスだけれども、プーガンは嬉しそうに笑う

 

どこも調べて来たから本物だよ!

 

 

怪しげな祈祷師の老婆は、サーラスを魔性の男だと言う

 

老いた寡婦の霊がすがりついているため、関わった女性を不幸にする、と

 

凄い数の霊がついていて、救われる方法は1つだけ

 

「美男子よ、私と住もう」

 

自分が霊を祓ってやるという祈祷師に呆れてプーガンの手を取り立ち去るサーラス

 

 

他の祈祷師も似たり寄ったりで

 

お前は国賊だ、同胞を売ったと決めつけて罵倒したり

 

聖水をばしゃばしゃと頭に打ちつけたり

 

 

濡れたままの髪でため息をつくサーラスに謝るプーガン

 

どこも神聖な力があって信用できると評判だった、と

 

つまり自分は国賊で魔性の男だから聖水を浴びる必要があると?と返すサーラスに

 

ネットの皆が信用できるって言ってたと返すプーガン

 

呆れていたのに、落ち込むプーガンを見て微笑んでしまうサーラス

 

 

先月も霊媒師が人生を上向かせると言う数珠を買ってしまっていたプーガン

 

お小遣いの使い道が母にバレたら怒られる・・・

 

そこにサーラスが水を買って帰って来た

 

水を飲んで?

 

 

本当にごめんね、と謝るプーガンに、気にしないで、と言うサーラス

 

プーガンは聖水を浴びせる際に頭を叩かれ過ぎて割れるんじゃないかと心配になったと言う

 

大したことないよ、と返すサーラス

 

それでも落ち込むプーガンの頭を優しく撫でて、プーと一緒に過ごせただけで十分だと言うサーラス

 

「安心して、今回は失敗したけど、次は絶対に大丈夫だから」

 

懲りないプーガンだけれども、サーラスが水を1本しか買ってこなかった事を気にする

 

お店に冷えた水が1本しかなかったというサーラスに、一緒に飲もうと水を差し出すプーガン

 

嬉しそうに水を飲むサーラス

 

 

 

その頃、ウィムは学生会室で女子達に攻め立てられていた

 

サーは後輩と付き合っているのか?とウィムに聞く女子達

 

孤高のイケメンじゃないと認めない、という

 

手を繋いで道を渡っていたが、相手は男だったと

 

何故自分に聞くのか、と零すウィムに、父親だから知ってるだろう、と茶化す男子学生

 

自分は父親ではないし、サーラスの父親と約束したから面倒を見ているだけだ、と返すウィム


そんなウィムに2年生と付き合っているのか、今すぐ答えろ、と迫る女子達

 

自分は知らないから勝手に調べろと言うと、出来るわけがない、という

 

あの目で見られたら震えあがると

 

「怖いくせに、妻になろうとするなよ」と言い捨てて去るウィム

 

 

何故いつも自分が聞かれるんだ、サーだって恋人はいらないんじゃ?と独り零しながら歩くウィムは2年前の事を思い出していた

 

ロームがサーラスに「恋人を作らないのか?」と聞いた事があった

 

詮索はやめろ、というウィムに、人に頼まれたというローム

 

「どんな人間関係もいらない」自分の家族を知っているだろう、というサーラスに

 

でも人間は繁殖しなければならない、と言うローム

 

「俺は人間じゃない、ロボットだ。命令通りに動くだけ」

 

 

サーラスを想うウィムは、空の写真を撮っているジンを見つけて話しかける

 

自分はプーガンの高校時代の先輩で、プーガンの連絡先が知りたい、と

 

今日は雲が多い、と返すジンに、雲が多いから雨が降ると言うウィム

 

雨は明日だと言うジン

 

2人はいつしか、空を見上げて雲の形について話していた

 

ライオンだ、いやトラだ、いやメスのライオンだ

 

そこに現れるプーガン

 

人の心配はほどほどにね、と言い残して去るジン

 

君の周りは変な人ばかりだ、とプーガンに言うウィム

 

 

 

自室で株のトレードをしているサーラスの所に、プーガンからメッセージが届く

 

 今日はウィム先輩が訪ねてきたよ

 

あいつと話さなくていいと返すサーラスに、先輩の事を心配していたと返すプーガン

 

どうでもいい、と返すサーラスに、友達なのに何故そんな事を言うのだと返すプーガン

 

けれどもサーラスから返信がない

 

怒涛の絵文字攻撃をしかけるプーガンに「嫉妬している」と返すサーラス

 

プーガンは何もないのに何故嫉妬するんだと思いつつ、口元がほころんでしまう

 

そして、昼間ウィムと話した時の事を思い出していた

 

 

ウィムはプーガンの事を心配していた

 

サーラスが怖がらせたり、脅したりしてないか、と

 

手を握られたらしいが、腕を引っ張られたりしていないか、酷い事をしていたら代わりに謝るから

 

病院を出てから変で、父親や弟の言う事も聞かないし、診察にも行かない、と

 

プーガンは安心して欲しい、怖い事は何もされていないと言う

 

何度も否定したプーガンにウィムは、警察署に迎えに行くのはごめんだ、と安心した

 

けれども、再びプーガンに質問をするウィム

 

サーラスが変な事を言ってないか、と、例えば・・・

 

パラレルワールドでは恋人

 

やっぱり、と言ったウィムは、まだ入院が必要だと憤る

 

変だと思うだろう?と聞くウィムに、変だとは思わないと返すプーガン

 

「まさかこっそり付き合ってる?」

 

付き合ってない、と否定するプーガンを追求するウィム

 

自分とサーラスの事を疑って、嫉妬しているのか、と聞くプーガンに

 

雷に打たれるか車に轢かれた方がましだと答えるウィム

 

先輩の事を心配しているから、と言うプーガンに、心配ではなくて義務だ

 

アイツの事を子供の頃から知っていれば、王子様じゃない事はわかる、というウィム

 

よく他の子を泣かせて自分まで怒られた

 

今は毎日誰かを失恋させている、と

 

先生を無視して怒られるのも自分、自分だけがサーラスと話せると思われている

 

全部自分が窓口にさせられていて、父親と知り合いでなければとっくに見捨てている、と

 

ふと我に返ったウィムがプーガンに、久しぶりに話したのに喚き散らしてごめん、と謝ると

 

大丈夫だけれども、サー先輩はそこまで酷くない、と言う

 

急に喜び始めるウィム

 

アイツが平気なら、何なら付き合うと良い、返品は不可だ、と

 

そして明日学生会室に来るように、俺がサーラスの事を好きだと思った罰だとプーガンに告げて去って行った

 

アイツから解放されたと喜びながら

 

 

 

再び、それぞれの部屋にいるプーガンとサーラス

 

プーガンから「ベランダで会おう」というメッセージが来る

 

ベランダを見るサーラスの目に、糸電話の片方の紙コップが目に入った

 

上階を見上げると、プーガンが紙コップを耳に当てて、と指さす

 

 コンコンコン、地球からの信号です

 

チャットする?と聞くサーラスに、先輩の声が聴けるからこれが良いと答えるプーガン

 

先輩は怖くない、というプーガンに、それはプーだからだよ、と答えるサーラス

 

プーといるとずっと笑顔でいられる、と

 

本当はプーを抱きしめたいけれども、今出来るのはこれだけ、と言って

 

お休み僕のベイビーと囁くサーラス

 

先輩のものじゃないよ、と言いながらも、胸を押さえるプーガン

 

どうしたら良い?

 

 

 

翌日、プーガンは学生会室で女子達に囲まれていた

 

これが噂の教養学部の2年生か、と

 

サーと付き合っているのか、どうやって付き合ったのか、と矢継ぎ早に質問する女子達を追い払うウィム

 

言い返そうとする女子達だが、サーラスの殺気に気づき、機嫌取りにプーガンにお菓子を渡して去っていく

 

簡単な仕事をプーガンにお願いするウィムだけれども、サーラスが手伝うと取り上げてしまう

 

戸惑うプーガンは、貰ったお菓子を味見する

 

そしてお菓子を一口サーラスに差し出した

 

そのまま頬張るサーラスに呆れたウィムが、サーラスを学生会室から引っ張り出す

 

 

プーを手伝わないと、というサーラスに呆れるウィム

 

そこへ後輩の女子がやってきて、サーラスにいつも飲んでいる珈琲をプレゼントとして手渡す

 

受け取るが、そのまま捨ててしまうサーラス

 

サーラスは人からもらったものは食べない、自分の食べかけのパンですら捨てたと憤るウィムに

 

プーは違う、と答えるサーラス

 

幼馴染の自分ですら違うのか、と聞くウィムに視線を逸らして答えないサーラス

 

好きなのはわかるが、お前とあの子は本当に何もない、とサーラスに言うウィム

 

話したのも1回だけで、それも・・・

 

ウィムを遮ったサーラスに、もう何も言わない、と告げるウィムだった

 

 

学生会室で眠ってしまったプーガンの元に、サーラスが現れる

 

そっと髪に触れ、近づくけれども、思い直したように立ち去ろうとする

 

その腕をプーガンが掴んだ

 

「キスしないの?」

 

眠っていたから、同意がないと出来ない、というサーラスに、もう起きてるよ、と言うプーガン

 

ゆるく開いた唇に、サーラスのそれが重なった

 

 

唇に触れながら戸惑っているプーガン

 

P’Cir、どうしよう、恋人のいる人とキスしてしまった!

 

少し呆れるサーラスはでも、優しく答える

 

それはプーだよ、と

 

それでも、このプーとは違う、悪い事をしたかなと自分を責めるプーガンの手を取り

 

自分を責めないで、悪いのは俺1人だけだからと慰めるサーラス

 

 

 

甘ったるい朝、同じベッドの中で目覚めるプーガンとサーラス

 

それを見ているもう1人のサーラスがいた

 

パラレルワールドの恋人達

 

手を伸ばすのに、届かない

 

扉を開くと、また別のシーンが目の前に現れる

 

仲睦まじく、背中合わせにポップコーンを食べる2人

 

2人の所に行きたいのに、たどり着けないもう1人のサーラスは

 

想い出の糸電話を前に話すプーガンとサーラスを見ている

 

プーガンがサーラスに告げた言葉

 

 だから約束して。捨てないで

 

膝をつくサーラスは真っ白な部屋に閉じ込められていた

 

部屋に響くパラレルワールドでの会話

 

 捨てないで

 

 

目覚めたサーラスは肩で息をしている

 

プーに真実を言えるわけがない、だって俺は・・・

 

 

 

別の日、アチがトリーに攻め立てられていた

 

元カノと別れる口実に、ナリンを使ったらしい

 

いつもそうだと憤るトリーと、自分は大丈夫だと優しくとりなすナリン

 

何かあったらトリーが自分を守ってくれるから、と

 

そんな友人たちを後にして、サーラスの所へ急ぐプーガン

 

 

 

サーラスは雨の中、傘もささずに立ち尽くしていた

 

慌てて駆け寄り、傘をさすプーガン

 

プーガンは、サーラスに言う事があるという

 

キスの事をどうすれば良いかわかった、と

 

先輩にプーが必要ならば、この世界では身代わりになる、と

 

きっと別の世界のプーガンも怒ったりしない、と

 

先輩を悲しませたくないから、このプーも先輩の悲しい顔は見たくない

 

だからもっと笑って?笑った顔が一番格好良いよ?

 

そんなプーを抱きしめるサーラス

 

ありがとう、どんな時も自分を助けてくれて

 

そして心の中で呟く

 

自分は身勝手で、どのプーも手放せない

 

 

元の世界に戻すまで身代わりになると決めたのに、先輩の身体はなぜこんなに温かいのだろう

 

止んで欲しくなんてない雨の中で、プーガンはそう思っていた

 

 

 

書類をチェックする女性の元へ、部下が現れる

 

自分の子犬はどうしている?と聞く女性はサーラスの母親で、部下から受け取ったプーガンと一緒の写真を苦々しく見つめていた

 

 

 

事故にあったあの日

 

プーガンの車を荒そうとしている車上荒らしに、1人立ち向かうサーラスは、腹を殴打されて苦しみながらもなんとかバス停にたどり着く

 

何も知らずに目の前を駆けていくプーガンを見送りながら、プーが安全ならばそれで良いと1人呟くサーラス