第30回日本卓球リーグ選手権・ビッグトーナメント熊本大会が、熊本県立総合体育館で開催されています。
新型コロナ感染症が再拡大する中、選手・メディアが全員PCR検査を受けるなど、感染症対策を行って臨んでいます。
あわせて、抗ウイルスの卓球台・フェンス・審判カウンターを採用して関係者の不安を少なくしています。
無観客試合のためご観戦はできませんが、
直前の会場変更を何とか受け入れていただき、日本リーグとしてはこれ以上の無理と地元の皆様にご負担をおかけしないようにと、
選手同士で審判を行うなど手作りの大会運営をしています。
選手はもちろんのこと、日本リーグ大会役員や監督、コーチ救護係の方も審判を行っています。後片付けもやるのだとか。
感謝の気持ちの現れだと思います。
試合がないと各チーム社内での存在が薄れることも予想される中、選手にとっては本当にありがたい大会になっていると
思います。
こんなことをしている競技は、日本卓球リーグ実業団連盟だけではないだろうか。
何か素晴らしい世界を見たような気がする。