一年ぶりくらいの朝までの作業の末、展示できる状態になりました。
できないよ~どうしよう~って焦って不安になってた私に彼が
「追い詰められたらやるから大丈夫!」と言っていました。
その言葉の通りになった。不思議とやるしかなくなったらなんとかするんですね…
作品を固定するために紙に穴を空けて糸を通していたら
なんかこの作業記憶あるな…って思って…
よく考えてみたら、幼稚園の時の紙刺繍。
点線で絵が描いてある紙を使い、下絵にしたがって千枚通しかなにかで穴をあけて、
太くて丸い針に毛糸を通して並縫いしていきます。
私はこの遊びが好きで、好きだった記憶だけが強くて
すっかり忘れてたのに何年ぶりに思い出したんだろうか
ただただひたすら穴を空けて縫い付ける地味な作業だったけど
ひたすらやってるとだんだん集中してきて楽しくなってきた。
いい加減な性格なのにけっこうちゃんと仕上げられた気がする。
今回の作品はレジン作品の展覧会だから、普段の粘土だけではできないようなことがしたくて
無理やりレジンと絡めたところもありまして
できなくてあきらめたこともけっこうあったり、
苦しんだ割に見ごたえがなかったり、苦労があまり良いほうに現れなかったけど
隅々まで気は使って形にすることができたので
自信にもなったし、やってよかったなぁって思っています。