時々思い出す心配事 | 探していた想い出に、人は、どこで追いつけるのだろう?

探していた想い出に、人は、どこで追いつけるのだろう?

50代半ばのおっさんの
出来事や記憶整理の為の記録です。

6年前の出来事です、当時は自転車(ロードバイク)によく乗ってました、誰かと走るとペースを

合わせるのがしんどいので1人でフラっと走りに行ってました、その日も目的も決めずに出発して

目指すは三坂峠、しかし乗り始めで坂道に慣れてないので途中諦めて目的地を桜三里に変更して

峠を下りて砥部町内を走る、しかし記憶がこの時点で無くなり、頭の中で「バイタル低下」「危険な状態です」みたいな言葉が飛び交ってます、で

はっきり意識が戻ったのは病院の手術台の上らしきところ、先生らしき人から話しかけられたが

曖昧返事をする、麻酔しますって言葉ははっきり

聞こえたので、お願いしますって返事した、痛いところは頭と足が痛かった特に頭は割れたような

痛みが走ってます、麻酔の注射を側頭部に打たれます、しばらくしてバールみたいな物で頭をゴリゴリする感触がした、あと血が出ている血管を焼いているのがはっきり分かる、まずい事に麻酔が

ほとんど効いてなくて死ぬほど痛い、暴れたので

押さえつけられてもう1回麻酔を打つ、やっと痛みを感じなくなり、少し落ち着いたそろそろ終わりみたいな事を先生に言われた後に頭にネジのような物を打ち込まれました。



手術が終わった頃に何が起こったかを病院の先生と後から来た警察の方に事情を聞いた。


砥部のガソリンスタンドの方が車道に自転車と

一緒に倒れている私を発見して救急車を呼んでくれたらしいです、当然意識がなく危険な状態だったみたいです。

手足は擦り傷ぐらいでしたが

頭蓋骨陥没で折れ込んだ頭蓋骨をバールで起こして戻らないようにネジを打ち込んだみたいな感じの処置をしてくれたみたいです。

病室がいっぱいなのでそのまま自宅に帰らせれました、何かあったらすぐ病院に来てくださいと

言われましたが特に何もなかったです。

この事故で謎な点が数点あります。

1、私は連絡先を言った覚えはないが妻が病院に

  かけつけてくれてた、後で聞いた話ですが

  救急車の中で私が救急隊の方に電話番号を

  言ったらしいです、当然言った記憶ありませ  ん。

2、車道で倒れていた、接触した車がいるのか

  単独でコケたのか?未だ不明です。

3、事故前後の30分ぐらいの記憶が全くない

  病院の先生は事故による記憶喪失だと思うと

  言ってました、記憶がある場所と事故した

  場所が離れすぎてます。

4、激しい転倒でヘルメットも割れる事故な割に

  自転車は無傷でした、当日帰りに取りに行き

  ましたがピカピカの状態でした。


こんな出来事がありました、別に後遺症もなく

無事回復しましたが、未だに1人でサイクリングに行く事を禁止されてます、もし行くなら妻が

車で着いて来ると言います、あと行く相手の人の

電話番号を事前に教えないといけない事になりました、自転車に乗る恐怖は一切ありません、何故なら記憶がないから。


心配事とは

実はあの時に自分は既に死んでいて今の自分が

見たり感じている世界は自分の記憶が勝手に作った世界じゃないかと、ふと思う時があります、

あと事故現場通る時に道路の端っこに花束とか

あったら、その瞬間に今の感じている世界が

消えていくのじゃないかと、だからいつ消えても

良いように毎日を丁寧に一生懸命に生きるように

しています。


ごめんなさい、長文お付き合いありがとうございます、決して危ない人じゃありません。


今日の手抜き弁当はハロウィン弁当です。