脱け殻道を歩いていたら仰向けになって潰れているカエルの死骸を見たしばらく歩くとぺっちゃんこに潰れて内蔵が飛び出した蛇の死骸を見たこの時期によく見かける蝉の死骸くもの巣に引っ掛かって息絶え絶えな蝉もいたこれらが道端に転がっていようと誰も見向きしないどうしようもできないから64年前までもきっとそうだったんだと思うアスファルトの道を歩きながら、照りつける太陽の日差しの中で絶望していた人々の気持ちを想った