ある日目がさめると
「姫」と呼ばれていた
なんでも最新のものが揃っていて
いろんな設備が整っていて
世話をしてくれる人もみな親切で
大切に扱ってもらっているのも
十分にわかった
かずくんや家族はどこにもいなくて
いない理由も全然わからなくて
きっとこれは悪い夢だと
目が醒めれば
いつもの自分の生活に戻れると信じて
けど明け方に目がさめる度に
これは夢ではないのだ思い知らされて
そうやってずっと毎日を
ただ過ごしてきた
あの夜
じゅんが握ってくれた手から
伝わってくる体温があたたかくて
じゅんはいつも優しくて
いつでもあったかくて
それが嬉しくて
離れたくなくて
つづく(^.^)








