思い返しても
あの時何を考えていたのか全くわからない
きっと酔いのせいもあったけど
なんでそんな格好をしているのか
なんでそんな話し方をするのか
どこから来たのか
どうしたって間違いだらけのようなキミなのに
それを知りたいとも
問い詰めようとも
全く思わないまま
キミとの会話がまったく噛み合わなくても
少し暗いキミの声色が耳に心地よく
キミの纏う薫りのそばにいたくて
キミを包む着物の裾が軽やかに翻る様がみたくて
なんのためらいも無く
手をのばしてしまう
遠ざかるヒールの音に
全く反応しない自分に驚きもせず
目の前の真っ白な陶器のような
キミの頬はどんなだろう
たとえそれが氷のように冷たくても
オレはキミのぬくもりを求めてしまうだろうと
ただそんなことを
つづく
いいね コメント メッセージありがとうございます(≧∀≦)
本文中の「着物の裾が軽やかに翻る」のくだりは
前回のお話で◯さんより頂いたコメントから
使わせていただきました。素敵な表現です〜〜。
◯さん、快諾ありがとうございました😊。









