大広間の隅に敷かれた布団で
かずくんにしっかり手当てしてもらったまぁは
静かな寝息をたてていた
そしてサクライさんの計らいで
その夜は泊まらせていただくことになり
その部屋は不思議な面々での
宴の場と化していた
仏像さまたちは大野さんの目を盗んで
代わる代わるまぁの様子を見に来ては
こっそり気を送っている
そんな大野さんも
仏像さまたちに見つからないように気を送ると
『あの時まー君を守り切れなかったのは
自分の力不足だから』
そう呟いた……
『あの時、結界の狭間に落ちないように
おーちゃんが気を送ってくれていたのは
ちゃんと感じてたよ』
目覚めたまぁは
どこか凛としていて
大野さんにお礼を言うと
初めてみるまぁの厳しい眼差しに
思わずおののいて
子供じみた言い訳をしてしまったオレは
そこから一晩かけて
仏像さまたちから説教をうけた
それでも
いつのまにかまた眠ってしまったまぁの
擦り傷が痛々しいまぁの
手を繋いでいられることに
シアワセを感じるのだった
つづく(^^)










