◆Le Tribaraque.3.トライバラック◇
期待して行っただけに、全体的には、残念なショーでした。
厳しめに言うと『セミプロの発表会』だったような。。
知人や身内、関係者には充分楽しいイベントだったかもしれないけど、一般客の反応は…?
出演や参加者の満足で良しとするなら、カルチャークラスの発表会スタイルで、まだ良かったなと。
出演者の変更や出演順等も、公式HPには更新されず、
その主催者のFacebook等で確認しなければ分からないのは、リピーターや参加関係者以外には不親切だなぁと。
(何かあっても、その時の自己都合をあれこれ見せても。。
主催者のTwitter見てみると、問合せ客の事までオープンに書いてて、どんな事情あっても、ショーオーガナイザーの仕事としても、プロ意識に欠けてる)
話は戻って。。
単にIllan Riviere君の踊りを観たい人には、今回のショーは、お勧めできないものでした。
まず、彼の出演は1日1曲のみ。
(10名程限定のワークショップ参加者の出演時に、一緒に出てはいたけれど。。
あちこちメイン的に紹介してたわりに、これだけ?!と、、)
WS参加出演者の中には、存在感のあるダンサーさんもいましたが、それとこれとは話は別。
だからこそ尚更、イランの出番がもう1曲でもあったら、と、本当に残念で突然な出演変更でした。。
(WS参加者とイランとの出演枠が途中に組まれるなら、始めからショーの公式メインページに明記してて欲しいよ)
そういう変更の部分でも、セミプロ発表会の身内イベントみたいになってた気がします。
よくある、一般客は置きざり系の舞台。。
分かる人にはわかる。している人にはわかる。
出る本人や関係者の充実が、結果優先。。
◆私の、いち感想に過ぎませんが。
イベント規模によるもの様々だから、今回の場合は、あまり期待しない方が良かった。
(もっと、イランくん見たかったー)という感想は、私以外にもあって。。
彼だけのショーではないにしても、あちこちでメイン的に紹介していたわりには、出演時間が少な過ぎっ。
個人的に彼メインのショーであれば1時間位でも、もっと高いチケット代出しても、
ちゃんとした主催元での、も少し広いステージ公演が、いつかあればいいな。
イランくんには舞台の大小関係ないかもしれないけれど、
観ていて、何となく舞台が狭く感じた。(小さくではなくて、彼の表現には狭い感じ)
中国や他国でのステージはも少し広く、伸びやかだったような。。
スターパインズカフェ自体は心地いい空間です。
もうひとり、スペイン人ダンサーのパトリシアさんも、音楽の外側でなく内側から踊っていました。
鍛えた肉体の表側からだけでなく、内側から零れてくる表現力は、イラン君とも通じるものがありました。
実は、今回見て一番感動したのは、パトリシアさんの踊りでした。
ちなみにイラン君は、公式HPと、Facebook4つくらい持ってて、その写真を見ていると、彼の表現に通じる何かが、少しわかる気もします。
彼と一緒に来ていた写真家のネイさんが撮られたもの等も沢山。。
ネイさんに話しかけてみると、柔和な印象の方でした。
私と一緒に来てた友達が、スタパの前で、今回音楽で参加されてたスペインミュージシャンの人と目があって、向こうから挨拶ペコッとされて、思わず自分もペコッとしたそうです。
エレクトリックレイン。イランのソロ出演時の音楽は好きで、それを作られてた人でした。
始め書いたように、セミプロの発表会みたいな、ほぼ内輪の人の満足が大きくなりがちなショーは、私はあまり好きじゃない。
中には輝いてる人いても。
一般の人の感想、SNSに殆ど無かった。。
本当に良かったなら、上がってると思う。
しかし、感想あるのは関係参加者が殆ど。。
会場は満席、というわりには、ぎゅうぎゅう詰めということもなかったです。
今回、他に観に来られてた方と、コアな民族音楽やミュージカル、フランスのパントマイマーの話など、できて愉しかった。
イランリヴィエール君の今回のイベントやWSの様子は、Facebook写真で主に見受けられます。
ショーって、何でshowか。。
ショー全体としては、何度も言うように身内系でした。
観る前に読んでいた関係者のイベント感想は、あまりアテにならない。(もちろん、いい感想もあります)
いちお、一般客観点寄りに、走り書き感想書いてみました。
もちろん、個々人の感想みんなそれぞれだと思う。
以下、私よりの余談。
わたしは、どちらかと言えば、受け手(お客さん)より、発信側(表現)でいるのが好きですが、
【自己の表現満足と伝達実感の違い】を
あらためて感じました。
あまり良くない身内系なイベント、ショー等を観てしまうと、
やっぱり、それが何となくも、体感してしまう。
観客の温度、空気感。
多数参加型のWS受けた人の方達の、イベントを観た人達の半数くらいの感覚、、
今回のイベントに出てた出演者の多くは、音楽バーンって感じで、(どう!私!)っていう自信は、よーっく見えてくるのですが、
巧い。とは感じても、感動はなく。うまい。動けるな。。というだけで。。
下手でも、面白い人いっぱい観てきてるからなぁ。
私が、単純にショーを観て良かったのは、
パトリシアさん、イラン君、スペイン人ミュージシャンの人、
それと、出演されてた何人かの人、
WS出演枠の、ひとりの人、
同じアジアからのユーモアとブラックが光る人、。
あえて、ダンサーというより、人としての表現、
イメージと、音楽の受け留め方、表出される流れ、
その人たちが、感銘を受けてきた業の投影。
また、優しさ、信頼性、個々の世界観、と、その根底にあるもの。
今回のイベント全体とは別に、表現において、ためになりました。
『形や虚飾や鍛練以外の、その人の本来もつものが滲み出てくる表現者=アーティスト』が、わたしは好きです。
一般客が観ても、揺り動かされる方が、むしろ人の本質に響くものに近い気がします。
パトリシアさんや、イラン君、他、少数名の人には、
その躍動が、こちらに伝わってきました。

