こんにちは、藤澤です!

今日のテーマは人工透析です!


人工透析ってよく聞くし、糖尿病等になったら受けないといけないイメージはありましたが、どんな治療なのか調べてみました!


人工透析は、何らかの原因で腎臓が動かなくなってしまったので、腎臓の代わりに血液をろ過して綺麗にしましょうね!っていう人工的に腎臓の役割する治療です。腎臓の働きが本来の10%以下になると透析が必要とされます。

腎臓は、身体の隅々から回収してきた老廃物(例えばアンモニアとか、サイズの大きい不純物とか)を圧力をかけて、ろ過して身体に害のない物質に処理しています。また、余計な水分も身体から排出しています。https://ameblo.jp/pppp2250/entry-12611076003.html

腎臓が動かなくなってしまうと何が起こるかというと、このろ過機能が働かなくなってしまうので、身体の中にとても有害な老廃物がずっと残ってしまいます。

そして、有害物質が溜まることによって尿毒症になり身体に様々な不調をきたします。

その働かなくなった腎臓の代わりが人工透析です。

人工透析には大きく2種類あり、腹膜透析と血液(ろ過)透析です。生活スタイルや病状によってどちらを行うか決めます。

日本では、年々患者数が増えていて現在約33万人が人工透析を受けていて、平均年齢は約69歳です。
割合としては、血液(ろ過)透析が87%、残りの3%が腹膜透析で治療しています。

日本透析医学会『わが国の慢性透析療法の現況 (2018 年 12 月 31 日現在)』よりhttps://docs.jsdt.or.jp/overview/file/2018/pdf/2018all.pdf

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腹膜透析と血液(ろ過)透析の違いは?

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まず、腹膜透析(ふくまくとうせき)とは
サラっと言うと、左の図のように内臓を包んでいる腹膜の中に透析液を注入します。そして、しばらくすると浸透圧で内臓周りの血管から老廃物が溶け出してくるので、老廃物の溶け出した透析液を排出する。という方法です。この場合手術でお腹に透析液を注入する用のカテーテルを付ける必要があります。

この方法は1回3、40分で1日3〜5回に分けて行います。
また、夜中寝ている間に行うパターンもあります。

メリットとしては、
血液(ろ過)透析に比べて、一気に血液を200㎖抜くような事がないので、血圧が急に下がる事が無いので心臓への負担が少なく、腎臓の機能も残存しやすいです。

そして、家や外出先で出来るので、子供がいる方や、働き盛りの方、通院が大変な高齢の方などが自宅で自分で出来る透析方法です。

なので、旅行にも行きやすいなど行動制限の少なさが特徴です。

逆にデメリットは、
お腹にあるカテーテルを常に清潔に保たなくてはいけないので、お風呂に入る時に気を使ったり腹膜炎のリスクがあります。

また、腹膜は徐々に透析の機能が落ちてしまうので、一生続けられる治療法ではありません。

そして、腹膜に溶け出してくる分しか老廃物を排出出来ないので、血液を直接抜き出してろ過する血液透析よりかは、老廃物の排出は弱くなります。
つまり、老廃物が身体に残りやすいという事です。


次に血液(ろ過)透析です。
この方法は、週に3回、1回4〜6時間で、利き手とは逆の腕の静脈に手術でシャントという治療用の血管を造設して、そこから毎分200㎖の血液を抜いて、左の図のダイアライザーというろ過装置の中に通して、細かい穴から透析液の方に老廃物が溶け出させて、綺麗になった血液を身体に戻します。

メリットとしては、
血液を直接ろ過するので、腹膜透析よりも老廃物が十分取り除けます。しかも、最近はこのダイアライザーを通過する過程で、本物の腎臓と同じように圧力をかけることによって、従来は取り出しずらかったより大きいサイズの老廃物も取り出せるようになりました。

老廃物が取り出せるので、貧血や関節炎、疲労感が残りづらいなど様々な効果が期待出来ます。

そして、透析方法が統一されているので、治療できる病院を探しやすい事があります。
なので、旅行先に治療ができる病院が有れば旅行をする事も可能です。

また、通院するたびにきちんと資格を持った者から医療行為を受けられるのもメリットですね。

デメリットとしては、
週に3回4〜6時間は治療に時間がかかるので、時間の制約が大きい事です。

また、1回に2.3日分の老廃物と余計な水分を抜くので身体の中を通る血液の量が増えることでも心臓に負担がかかります。

そして、血圧が変わる事で気分が悪くなったり頭が痛くなったり、体の怠さや、発熱などの症状が出たりします。

透析を受けるたびに太い針を腕に刺さなくてはいけないので、その痛みに耐える必要があります。
針を刺す場所に事前に部分麻酔のシールを貼って痛みを和らげる事が出来ます。

ここまで、簡単に人工透析の種類とメリットデメリットを説明してきました。

腎臓が働かなくなったら人工透析をして、ある程度は腎臓の代わりの働きを出来る事が分かりました。

でも、完全に腎臓の働きをする事はできません。


腎臓は、老廃物をろ過や余計な水分の排出だけでなく、血液を作りなさいよー!と支持するホルモンを出していたり、カリウムとリンなどの栄養素を余分な量は排出したりしています。また骨を丈夫に保つビタミンDを活性化させています。

でも、その機能も働かなくなるので、まず血液が造られづらくなり貧血になったり、ビタミンDが活性化されないので骨が脆くなったり、カリウムとリンが排出しづらいので高カリウム血症で不整脈や心不全になったり、リンの濃度が上がると脳梗塞、心筋梗塞のリスクが高まります。


そうならないために、体重管理と食事制限が必要になります。

体重制限は、2、3日分の水分を一気に抜く時に、水分が排出できずかな浮腫んでいる状態の体重で計ると正確な数値で測れないので、透析終了後の体重を目標体重として、排出出来ないので無闇に水分を取り過ぎないように水分摂取量を制限する事です。

食事制限は、喉が渇いて水を飲み過ぎるのを防ぐために塩分を控えめにしたり、野菜やバナナなどのフルーツにカリウムが多く含まれるので、茹でてカリウムを減らしてから食べたり、食べる量を減らす必要があります。

また、野菜を減らす事で食物繊維が取れず便秘に悩んでいる患者さんも多いので、下剤などで対応します。

食事制限や、体重制限に関しては、その時の尿の量であったり、症状によって異なります。

人工透析に関する記事やサイトは沢山あり、全てとても丁寧に書かれています。技術の進歩により身体の負担が少ない方法などが開発されより快適に生活できるようになってきました。

しかし、サイトに書いていない辛い苦しい治療や症状も沢山あります。

なので、まずは人工透析を受けなくても良いように日頃から食べる物に気を付けて健康寿命が長くなるように生活しましょう!

では!