こんにちは!藤澤です。


今回のテーマは、

骨粗鬆症とビタミンEです!


まず、骨粗鬆症(こつ そしょう しょう)はご存知の通り
骨がスカスカになり、もろくなってしまうという病気ですね。


骨はある程度成長したら、それ以降はずっと変わらないものと思われがちですが、意外にも他の細胞と同じように代謝をしています。


つまり、常に新しい細胞に作り変えられているという事ですね。


ちなみに、骨の代謝はそのまま「骨代謝」と言います。


体には、古くなった骨を溶かして壊す細胞がいて、
体内のカルシウムを使って新しい骨を作る細胞もいます。


骨粗鬆症で骨がスカスカになるのは、なんらかの原因で、この骨を破壊する細胞の働きの方が強くなってしまい、新しい骨の生産が間に合わないから起こる現象なんです。


そして原因は主に、

女性ホルモンのエストロゲンの減少です。

エストロゲンは骨代謝のバランスを保っているホルモンなんですが、

女性は特に閉経後にこのエストロゲンの分泌が急激に減少するため、骨代謝のリズムが乱れる事で、骨密度が低下します。

骨粗鬆症の方の8割が女性なのも分かりますね。


ここからが本題です。

ビタミンEが骨粗鬆症を加速させる



実はビタミンEを摂取し過ぎると、
骨粗鬆症のリスクを高める事があります。

2012年に、慶応大学、東京医科歯科大学、東京大学の共同研究で判明し、米科学誌「ネイチャー・メディシン」に掲載された研究で、

ネズミに通常の摂取量の5倍にあたるビタミンEを、8週間(約2ヶ月間)与えたところ、骨を溶かす働きのある細胞自体が大きくなって骨を壊す働きが4割も強まった。

という研究結果が出ています。

つまり、ビタミンEを摂り過ぎると、
骨を破壊する細胞の方が大きくなってしまって、骨を作る細胞の働きが追いつかなくなるという事です。


現在、国が定めているビタミンEの1日の摂取量の上限は800mg つまり、0.8gですが、

市販のビタミン剤の中には、この量をそもそも上回っている物も売られているので、
皆さんもビタミン剤を選ぶときは、
1日の上限量に気をつけて見てみてくださいね!


では!