色々と訳あって

友達の家を転々としているS嬢



ある日、突然の電話が…



「友達とケンカした」

「この家を出なければならない」

「新たな友達の家まで連れてって…」



どうしていつも

こう勝手で突然なんだよ…



と嘆きながらも

行ってしまう私

ほんと意志が弱い…




待ち合わせへ着くと

大きなスーツケースを2個

小さな体で汗だくになって転がしてくる

彼女の身長は148cm

まるで子供の家出のようだった





新たな居候先はこの日は不在で

ひとりで寂しいから

少し飲んで行かないか?とのお誘い



当然わたしは車なので

飲む事は出来ないけど

お腹も空いていたので

適当な居酒屋へ入る



お腹は空いていないと言うS嬢

ひたすら飲んでいる


その横で定食を喰らう私(笑)


やんやかんやと

ケンカした友達との事を愚痴りながら

ひたすら飲む彼女


途中から寄ってきたのか

妙にベタベタする様になる


「あなたはわたしのHEROだから」


「は?Koibitoじゃないの?」


「まーだ!!! まだはやーい!」


ご存知の方も多いかと思うが

お店の外で泥酔するフィリピーナは

タチが悪い(笑)


だんだん怒り口調に変わっていく


そしてもうFull Upの様だ(笑)


居酒屋を出ると千鳥足(笑)

こんな酔っ払いは久しぶりに見る


私に腕を組み

手を繋ぐ


が程なくして

「あなたはKoibitoじゃなーい」

「まだはやーーーい」

と叫びながら走っていく(笑)


もう面倒くさいから

置いてくかな…


等とフッとよぎったけどね

今日のこんな露出度の高い服着てる女の子を

その辺に放置したら危険だと思い

何とかかんとか車に押し込める



アパートへの道中では寝てしまい

イビキかいてるし…(笑)



アパートへ到着すると今度はこれまた

起きないんだな〜

無理やりに起こすと怒り狂う



「うるさい!さわるな!スケベ!」

「あなたKoibitoじゃないだから!」


ムカついた…

押し問答の末にアパートの鍵を取り上げて

玄関ドアを開ける

誰も居ないとは言ってたけど半信半疑


万一住人の友達が起きてきても

もう面倒くさいと思い

スーツケースとS嬢を玄関に押し込んで

ドアを閉めて

その場を後にしたのでした(笑)


彼女を玄関に押し込む時に抵抗して

暴れたので

彼女の衣服が乱れ

片乳が出たまま置いてきた(笑)



貧乳だけど小さく綺麗なウトンでした



これ車だったから良かったけど

私も飲んでいたら…


いやー

考えるのも面倒くさいですね


泥酔フィリピーナには気を付けないとね