〜このコード進行しか勝たん〜
Monster / 嵐
シングル Monster
リリース 2010年
※嵐でどうしても気になる曲のもう一曲がMonster。
いや〜、この曲だけはちょっとレベルが違い過ぎる。
嵐の中でも、と言うよりJPOPのあまたの曲の中でも
トップクラスの出来だと思う。
緻密で変化に富んだ曲構成、ドラマチックな展開と
斬新なコード進行。
そしてモンスターというダークなテーマを借りながら、
実はピュアなラブソングの世界が展開されるという意外性。
構成そのものも、Aメロからすぐにサビ、そしてAメロの反復から
今度はBメロ、サビ、さらには途中には三拍子の間奏まで入ると言う
非常に凝った作りになっていて感心させられる。
しかしこの曲のハイライトは、もちろんサビ。
そしてこの曲を高度な次元に押し上げているのが
そのサビに絡んだ驚くようなコード展開。
このサビ、『すっげー』と思うんだけど、
音楽理論に疎いのが災いしてその理由がわからなかった。
だれかその理屈をちゃんと説明してくれないかなー
と思って探していたら、いるんですねー。
それも結構いる。
なるほど。そういうことだったのか。
Aメロの最後のコードがキーであるE♭m。
そのあとサビの『きみの叫びでぼくは目覚める』
に続くのだが、サビの頭でE♭に転調。ああ気持ちいい。
これを同主調転調という(らしい。受け売り)。
そしてサビに入った二小節目
(『きみの叫びで』の『で』のところです)のコードが
とどめのG♭6(らしい。受け売り)。すげー。
E♭m→E♭ E♭→G♭6。
このふたつのコード進行が
この曲を名曲にしてしまったと言っても言い過ぎではない。
そうだったのか。このサビの気持ちよさは
単に大野くんのソロパートだったからじゃなかったんだ。
ちなみにサビは1コーラスに2回繰り返すのだが
二回目のコードはG♭6ではなく
比較的オーソドックスなA♭に変わっている。
ということで、この曲のMVと、
理論的に詳しく解説してくれている動画を
ご紹介しましょう。
コード進行の妙がこんなに気持ちいいんだとあらためて
気づかされた一曲でした。
音楽理論的解説です
サビのコード進行解説です