Vision 8ight Misery Affection /
Vanden Plas
今回は、久しぶりにドイツのプログレッシブメタル
バンデン・プラスを。
1986年に結成されて1995年のアルバムデビュー以来、
6枚のフルアルバムをリリース、
そして今年の二月に7枚めに当たるアルバム
Chronicles Of The Immortals-Netherland(Path 1)
を発表しました。
前作 The Seraphic Clockworks から4年。
DTタイプのプログレッシブを土台に
叙情的でエモーショナルな世界を作り上げてきた彼らが
今回はさらにメタル本来の骨太な力強さを前面に押し出して
なかなかの力作に仕上がっています。
このアルバム Chronicles Of The Immortals-Netherlandは、
今回も前々作のアルバム Christ O 同様に
ロック・オペラを意識したコンセプト・アルバムで
ドイツのファンタジー作家ヴォルフガング・ホールバインによる
物語仕立てとなっていて
デビュー前から舞台音楽を数多く手がけてきた彼らならではの
シアトリカルな完成度の高さが光る秀作です。
ギターやキーボードのフレーズに
未だにドリムシの残滓がそこここに点在するところは
今後の課題と言えるのでしょうが、
全体にプログレッシブな要素はやや薄らいだ感があり、
その代わりに『歌』を前面に押し出して聴かせようという、
あるいはパワーメタルの原点に戻ろうとするかのような
意思を感じます。
そういう意味で純粋にメタルらしい力強い展開やギターソロなど、
いままでにはあまり見られなかった要素が垣間見られるところも
このアルバムの聴きどころのひとつです。
もちろんボーカルのアンディ・クーンツの
豊かな情感表現も健在。
今回は、このアルバムから
Vision 8ight - Misery Affection 。
ゲストボーカルJulia Steingassとのデュエット曲で
しっとりと、しかも重厚感のある雰囲気がGood。
曲を紹介しておきながらなんなんだけど、
どの曲も力作ぞろいで
このアルバムは曲単位でなく、ぜひアルバムを通して
聴いていただきたいと思う次第であります。
あと個人的には Vision 6ix- New Vampire や
Vision 7even- The King Of The Children Of The Lost World も
オススメです。
このアルバムの続編となるパート2は、
来年リリースの予定。
参照例URL↓
http://youtu.be/5w-cGH8zVLo

Chronicles of the Immortals: Netherworld (Path 1)/Vanden Plas

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