Over The Hill / Monika
今回は、ちょっと変わったところで
ギリシャのシンガー・ソングライター モニカ。
ややこしいけどMonicaではなくMonika。
1999年に兄が活動していたバンドに入り、
ボーカルとギター等を担当。
バンドが解散してからは、ソロシンガーとして
デモを制作していました。
そして2008年にArchangel Music と契約、
その年にリリースしたシングルOver The Hill がヒットして
ファースト・アルバム Avatar を発表。
以降、アルバムExit(2010年)
EP Primal(2013年)
アルバムAntigone(2013年)
をリリースしています。
フォークギターベースの曲作りや曲調は、国や言語は違っても
日本でも多く存在する同様のSSWと変わるところはありません。
ときには軽快に明るく、ときには切なく揺れる心を
また暗く深く沈んだ心をストレートに飾らず歌に乗せる。
彼女の場合、歌の内容や音楽スタイル、容姿まで
ぴったり一致しているような気がして
その一貫性にすんなり納得できてしまいます。
日本のギター系のシンガー・ソングライターで
近い人はだれか考えてみたけど…
アンジェラ・アキ(この人はピアノだった)?
YUI?
中島みゆき?
ちょっと違うか……。
英語の歌詞の曲が多いのは、他の国のシンガーの
例を引くまでもなく、そしてまた、英語と母国語の間で
行きつ戻りつするパターンも、ヨーロッパのアーティストでは
よく見られる光景ではあります。
彼女の場合も、最新のアルバムでは英語の歌詞はほとんど姿を消して
母国語のギリシャ語に戻っています。
どの言語で歌うかということは、英語のほうが通りがいいとかいう
単にポピュラリティやマーケティングの問題にとどまらず、
もっと歌というものの本質にかかわる
問題を抱えていると思っているのですが、それについては
また折に触れて見ていきたいと思います。
今回は、初期のヒット曲 Over The Hill。
曲とPVが実に合ってる。(両手離しはよい子は真似しないでね)

