Something / The Beatles
ザ・ビートルズ特集も
いよいよアルバム Abbey Road を
残すのみとなりました。
今回は、そのアルバムAbbey Road の一回目。
このシリーズ開始以来、毎アルバムごとに
ひねくれた選曲を繰り返してまいりましたのも、
ひとえにワシのワンコ…違う、ヘンコな性格に拠るものでございます(笑)。
せめてラストアルバムぐらいは
ノーマルな選曲にいたしましょう。
実質的なラスト・アルバムとなったこのAbbey Road は、
1969年4月からレコーディングが開始され、
同年9月にリリース(イギリス本国盤)されています。
同年の初頭に行ったゲットバック・セッションが
散々な結果となった上に、ポールとジョージ、
ジョンとポールの不仲がますますひどくなる中で
レコーディングに入ったメンバー各々の胸中は
想像するに余ある、というところでしょう。
口には出さずとも、これが
ラスト・アルバムになるであろうという予感は
おそらくメンバー全員にあったはず。
しかしそのような『後がない』状況が、
皮肉にも逆にビシッと締まった
それまでの彼らにはなかった音を生み出したのかもしれません。
とくにB面のメドレーの完成度は群を抜いていて
非の打ちどころ無し。
例によって音作りの主導権は完全にポールの手中にあり、
ジョンやジョージにとっては、
複雑な気持ちを抱えたままの音作りだったに違いありません。
それでもこれだけのクオリティに仕上がるなんて…。
あと二枚はアルバムを出してほしかった。
B面のメドレーについては、次の回で取り上げる事にして
今回は、迷いつつ、この曲にしました。
A面のCome TogetherやOh! Darling、
B面のメドレー直前のBecause もいいんだけどね。
今回はA面2曲目、ジョージの傑作Something 。
彼の代表曲とも言える曲で、
Come Together とともに両A面と言う扱いで
シングルカットされています。
あれこれ言葉を並べるよりも、
多くのアーティストによる無数のカバーが
この曲の人気の高さを表わしています。
このアルバムでは、彼はほかにも
Here Comes The Sun という曲を生み出していて
これもジョージらしい優しい曲調です。
しかし、Somethingはジョージの曲であるにもかかわらず
レコーディングにはジョンが参加しておらず、
このあたりからも
すでにグループの崩壊が近い事がうかがわれます。
参照例URL↓
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