Master of the Waves / Fairyland
今回は、フランスのシンフォニック・メタル・グループのフェアリー・ランド。
前身は、1998年にフィリップ・ジョルダナによって結成されたFantasia 。
2002年にはフェアリー・ランドと改名され、メジャー・デビューを目指します。
そして2003年にファースト・アルバム On Wars in Osyrhia 、
2006年にセカンド・アルバム The Fall of an Empire 、
2009年にサード・アルバム Score to a New Beginning を
リリースしています。
いわゆるRPGファンタジー系シンフォニックとでも呼ぶべきでしょうか、
どちらかというとキーボードが中心になった音作りで、
その中核は、もちろんキーボーディストのフィリップ・ジョルダナ。
彼の思い描くファンタジー的美意識がそのまま
フェアリー・ランドの世界を形作っていると言ってもいいでしょう。
2007年7月の大幅なメンバーチェンジを経て、
サードアルバムでは、ついにジョルダナ以外全員が脱退して、
ジョルダナのソロ・プロジェクトと化してしまった感があります。
しかし17人もの外部ミュージシャンを集めて制作された
サード・アルバム Score to a New Beginning は、
それまでで最高の評価を受けるなど、
さっすが転んでもタダでは起きない、と言うか、
この人はなまじバンドとしてメンバーを組むより、
このやり方の方が自分の思い通りに出来て楽なんでしょう。
当初は、疾走クサメタルのメロスピ路線の色合いが強かったものが、
サード・アルバム Score to a New Beginning では、
より壮大なシンフォニック・グループの度合いを強めています。
シンフォニック、クワイヤ、そしていかにものキラリン・キーボード、
そして凝ったつくりのアレンジでいやが上にも壮大で
ドラマティックなフェアリー・ランドの世界をり出しています。
しかも、北欧系のシンフォニック・メタルに比べると、
若干明るめのと音と言う点も、フランスのグループならではの特徴でしょうか。
この手の音は、はまる人にはズボッとはまってしまうタイプの音ですが、
好きか嫌いかはっきり別れるところです。
今回は3曲。
Across the Endless Sea Part 2
。
こちらはサード・アルバム収録曲の方。
三拍でありながら、スピード感あふれるパワフルで
壮大な曲に仕上がっています。
オーケストレーションやクワイヤまで、ジョルダナの
独壇場というべきか。
アルバム Score to a New BeginningからRise of the Giants 。
もはやメタルの範疇ではない?
映画のサウンド・トラックですと言われても
何の違和感もない、純然たる
シンフォニック・インスツルメンタル。
Master of the Waves 。
彼らにしては、かなりのヘヴィ・チューン。
ストリングス、ホーン、リズム体が複雑に絡むなかを
さらに重ねられた男女ボーカルやコーラスが
ドラマティックにスケール感のある世界を構築しています。
参照例URL↓
Across the Endless Sea Part 2
Rise of the Giants
http://youtu.be/WEWr7IhmnNE
Master of the Waves
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