岐路に立つ | カボチャ大王 rock'n'

Summer's End / Autumn



Autumnと名の付くグループはいくつかありますが、

今回は、オランダのゴシックメタル・グループ

オータム。


1995年に結成されて、今までに

When Lust Evokes The Curse (2002)

Summer’s End (2004)

My New Time (2007)

Altitude (2009)

と、4枚のフルアルバムをリリースしてきています。

音は、比較的聴きやすい、キャッチーなゴシックと

言えるでしょうか。けっして暗く、重くなりすぎず、

一定のラインで意識して踏みとどまっている、そんな感じがします。



メロディのセンスはかなり高いものがあると思いますが、

とにかく耳障りのいい無難な方向にまとまってしまっているので、

いわゆる今風の味付けをした音や、ヘヴィでシャキッとした

切れ味のいいゴシックを求めている人にはあまり

お勧めできないでしょう。あくまで聴きやすくキャッチーに、

という方向性がどのアルバムにも見られます。

それぞれの曲は、それなりにうまくまとまっていて

悪い出来ではないんだけど…。

ツインギター・ベース・キーボード・ドラムス・ボーカル

という女性ボーカルをフロントに持つ6人編成ですが、

現在のボーカルは、三代目のマルヤン・ヴェルマン。

先代のニエンケ・デ・ヨンもそうでしたが、

中音域のパワフルさが持ち味と言えるタイプのシンガーです。

ただ先代に比べると、さらっとした歌唱法で、彼女の方が一般受けするかも。

時間の変化とともに音の方もすこしずつ変わっていってるようですが、

3枚目のMy New Time では、ゴシックというジャンルに

決別するかのような曲も見られて、かなりポップな路線を目指しました。

ゴシックというジャンル自体がすでに飽和状態にあるのと、

ニュートラルなゴシックという立ち位置の存在感が

薄らいできているのは事実で、そう言う意味では、

このような選択もアリなんでしょう。

ただ、次のアルバム Altitude で、またまたシットリ系

ゴシックに戻ってきている印象があるのはなぜ……。

来月上旬に新譜が出ますが、どうなっているのか?

期待しませう。

今回は二曲です。

Summer's End

二枚目のアルバムのタイトル・チューン。

オータムの中では、かなりゴリッとした印象のへヴィ・チューン。

こういう路線の発展形もアリだと思うんだけど…。

State of Mind

三枚目のアルバムMy New Time から。

これも彼らにしてはかなりハードな部類に入る音。

良いんだけど、もうひとひねり欲しい所ところ。


参照例URL

Summer's End

http://youtu.be/ForDNRMMc8c

State of Mind

http://youtu.be/E5DBkOrVpO8


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