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今回から新テーマ「Heavy Bottom」を追加しました。
「どしっ・びしっ・ごりっ」の三拍子そろった ( と自分では思ってる )
お気に入りの曲を、不定期ですが取り上げていこうと思ってます。
要するに、70年代以外にも取り上げたい曲がたくさんあるというわけで。
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Anybody seen my baby /
The Rolling Stones
中学のとき、同級生にKがいた。
同級生と言っても、遊んだこともなければしゃべったこともない。
Kは、いわゆる「ワル」だった。学校にもあまり来ない。
拙者のような中途半端なグレ方ではなく、気合が入っていた。
Kの顔は、ミック・ジャガー(若い頃の)に、ほんとによく似ていた。
唇なんかそっくりだった。そしてカッコよかった。
後にも先にも、あんなにカッコいいやつを見たことがない。
とくにイケメンと言うわけではない。
しかし、全身からかっこよさが滲み出ていた。
その「漂う空気」が、もうミック・ジャガーを感じさせた。
卒業後、何年か経った頃、偶然彼に出くわした。
最初に声をかけてきたのは、なんと彼の方だった。
クルマのキーを振り回しながら近づいてきて、一言。
「よう」
こちらも「おう」
それだけだった。でもうれしかった。
彼に認められた気がした。
ミック・ジャガーにしてもキース・リチャードにしても、
表層だけ真似しても、ちっとも彼らには近づけないだろう。
もっと本質的な「心の有りよう」や「生きざま」が、
彼らに漂っている空気を作り出しているから。
Rolling Stones をRolling Stonesたらしめているもの。
それはもちろん黒人音楽へのオマージュであり、
またロックン・ロールへのかたくななこだわりだと思う。
しかしそれだけではない。
ミック・ジャガーやキース・リチャードという、
「存在からしてロックそのもの」である彼ら自身が、
ストーンズの圧倒的な存在感の源であるような気がする。
今回は、Anybody seen my baby。
1997年リリースのアルバム Bridges to Babylon に収録された一曲。
ちょっとストーンズらしからぬ曲とも言えるけど、
全体にビシッとした空気がたまらない魅力。
しかしミック・ジャガーは絵になるなあ。
参照例URL↓
http://www.youtube.com/watch?v=GyTzn3YrwmA