輸出仕様ロック。 | カボチャ大王 rock'n'

Wasted / Def Leppard





えーと、このデフ・レパード、

実はずっとアメリカのグループだと思ってました。



1978年に結成、そしてアルバム・デビューは1980年。

デフ・レパードも折からの

NWOBHMの流れのひとつとして登場してきました。



このグループもやはりこの時期の他のグループ同様、キャッチーなメロディ、

重くなりすぎない少し軽めの音づくりなど、いかにも

HR第二世代らしい洗練された屈託のないイメージではあるのですが、

アイアンメイデンなどと比べると、どうもブリティッシュ色が希薄。

ともするとLAメタルの扱いを受けるほど、

アメリカンなテイストがプンプンします。




どうもこのグループ、最初からアメリカのマーケットを

強く意識していたフシがあります。

「どうすればアメリカで売れるのだろう」。

デビュー・アルバムにも、Hello , Americaなどという

「ヨイショ」の曲が入っていたり、

音作りも全体にアメリカ人の好みを意識しているような。



そしてやはりというべきか、露骨なアメリカ指向がファンの反感を買います。

しかしそれでもくじけない彼ら。


アメリカでのツアーを繰り返し、

1983年のサード・アルバムPyromaniaは、

全米・全英のアルバム・チャートで堂々の一位に。

さらに四枚目のアルバムHysteriaも、なんとこれまた一位!

この2枚のアルバムは、それぞれ1000万枚!を超えるセールスを記録します。



その間、メンバーの脱退や事故という苦難を乗り越えて、

とうとうつかんだアメリカでのサクセス・ストーリー。

これもひとつの道、ではあります。



いい曲も確かに多いんですよ。

Two steps behind とか Photograph とか、いい曲だなーと思います。

でもなんかセオリー通りというのか、

普通すぎておもしろくない、というのか。

やっぱりアイアン・メイデンのようなクセ球のほうがおもしろいかな。




今回の曲はデビュー・アルバム On Through The Night

収録されていたWasted

まだまだ荒削りな感じはありますが、

もう直球ど真ん中、といった感じのHR

当時聴いた曲の中で、なぜかこの曲だけがやけに印象に残っています。



その後あまり聴かなくなって遠ざかっていましたが、

ホワイトスネイクとタッグを組んで来日公演をするなど

現在もバリバリ現役で活躍中とのこと。

「輸出向け」HMは、もう昔のこと?




参照例URL↓

http://www.youtube.com/watch?v=f67A6gF0pJk