20th Century Boy / T.Rex
外国のミュージシャンの名前をいう時に、ふつう「~さん」といういい方をするでしょうか。
でも、拙者の記憶が正しければ、マーク・ボランは、
一部のロックファンの間で「ボランさん」と呼ばれていました。
他にもいます。
「ボウイさん」(デヴィット・ボウイ)です。
なぜだかは、今もってわかりません。
彼らが持つ、独特の雰囲気、あるいはカリスマ性、
またあるいはカルト教団的な崇拝の対象……まさか。
しかし彼らが、そのような呼ばれ方が不自然でないような
雰囲気を持っていたことだけは確かだと思うのです。
1968年にデビューした彼らは、70年にT-Rex というグループ名に改名、
シングルのRide a White Swan がヒット。
そして翌年四人組となってから発表したアルバム Electric Warrior がUKチャート1位に。
彼らは人気の絶頂をむかえ、グラム・ロックというムーブメントが一世を風靡します。
彼らが放つ曲 メタル・グルー、テレグラム・サム、ザ・スライダーなどは
ことごとくヒットチャート上位に進出、その人気は不動のものに。
この曲 20 Century boy は、1973年にシングルとして発売され、UKチャート3位まで上がりました。
もうこの曲は、あの映画「本格科学冒険漫画 20世紀少年」のテーマ曲として、
知らない人はいないでしょう。
もう出だしのギターのジャーッ ! で勝負あり ! って感じですか。
この曲、ドラムスとパーカッション、そしてベースのリズム全体が織りなす
独特のグループ感がカッコイイ。
Get it On や Telegram Sam もそうだけど、リズムセンスがすてきです。
特にどこがどうのということはないのですが、なにかしらカッコいいのですよね。
不思議です。
しかし、そんな彼らの人気も長続きしません。
1974年頃からグラム・ロックのフィーバーも消え、T.Rexの人気も急速に衰えて行きました。
そしてマーク・ボラン自身の麻薬中毒や仲たがいなどで活動中止に。
その後また再起を図って、メンバーを一新、活動を再開するのですが…。
しかし、1977年、マーク・ボランは自動車事故で世を去ります。
29歳という若さでした。
それはグラム・ロックの貴公子らしい幕引きであったと言えるのかもしれません。
参照例URL↓
http://www.youtube.com/watch?v=8xcpoOOfc24