子供の頃から、なぜか大道芸的な事が好きだ

 

特にボールジャグリングに興味があり

確か、小学生3年生くらいでお手玉3コを習得した

 

だが、いわゆるボールジャグリングの基礎である

両手で交互に投げる「カスケード」が上手く出来ず

独学で会得しようとしていたが

今のようにYoutube等で解説がある訳では無いので

どうやって覚えるのか分からず、とても苦労していた

 

忘れもしない、小学6年生の夏休み

私は炎天下の下、家の前で野球のボール3コでお手玉をしていた

ボールジャグリングでいうところの「シャワー」というヤツだ

 

何回かやっているうちに

投げたボールを受け手で取り損ねそうになった

慌てて、受け手側のボールを放り投げて

取り損なったボールを手に取った

そして、放り投げたボールを、また反対の手で取った

その時

身体に電流が流れたような衝撃が走った

「!!!」

こ、、、これだ!

カスケードは、これの繰り返しだ!

元々、お手玉でシャワーは出来ていたので

カスケードが出来るようになるのに

それほど時間はかからなかった

出来るようになった事が嬉しく

炎天下の下、汗だくになりながら

時間が経つのも忘れ、日が暮れるまで

一心不乱にカスケードをしていた

 

その後

「ハーフシャワー」「リバースカスケード」「1アップ2アップ」

など、コツコツ練習して技を増やしていった

 

その後、中学生になり

クラブジャグリングに憧れたが

当時の田舎者の中学生には

専門的なクラブの道具を入手する手段も無く

Dr.ペッパーのガラス瓶で練習していた

 

クラブの方が、ボールの数倍難しい

それをガラスの瓶で練習するものだから

落としたり、ぶつけたりで

しょっちゅう瓶を割っていた

これは室内では練習出来ないな、と思い

近所の空地が、練習場所になった

 

練習方法も独学なので

中々上手くいかず

最終的には、ボール2個と瓶1本から練習して

それが出来るようになったら

瓶を2本に増やして、ボール1個と瓶2本で練習

と、一本一本増やしていく事にした

(これは、間違った練習方法だったかもしれない)

それでも、高校の3年間で瓶3本のカスケードは会得出来ず

3本で安定して出来るようになったのは、社会人になって

東急ハンズで、専用のクラブを買ってからだった

「東京では、こんな専門の道具も簡単に手に入るんだなぁ」

と感動したのは、懐かしい思い出

 

現在、ようやく「ダブルスピン」が安定して出来るようになったので

次は「1アップ2アップ」を会得したい

昔、サントリーローヤルのCMで見て、やりたくなったヤツだ

最終目標としては、同じくサントリーローヤルのCMでやっていた

「アンダーザレッグ」や「バッククロス」や

他に「チョップ」「フラットスピン」「ミルズメス」「ボックス」

なんかが出来たらいいなぁ、と思っている

何年かかるかなぁ。。。

 

今年は傘回しも会得しないといけないのになぁ。。。

って、おいおい

三味線の練習は、どうしたんだい???