「膵臓のない暮らし」と言いながら、どういう暮らしをしているのか書いていませんでした。膵臓のない暮らしの2年生に入りかけて、生活のリズムがほぼできていると思うようになってきましたので日々の測定・記録している様子をまとめました。
A) 測定・記録している項目
1) 体温:起床時。測定した時刻と値。体温計。
2) 血糖値:朝食前、昼食前、夕食前、就寝前の4回/日。測定した時刻と値。Dexcom G6 CGM(持続グルコースモニター)、または穿刺針と血糖値測定器(穿刺・採血した指も記録)。
3) インスリン注射:朝食前、昼食前、夕食前の3回/日。時刻と量(単位)と部位。(朝食前:超即効型と持続型の2種類、昼食前・夕食前:超即効型の1種類のみ。)
4) 食事:3回/日。食べ始め時刻、献立品目(主食、副食、補食)、推定カロリー、推定糖質量または炭水化物量。写真撮影。
5) 服薬:内容(リパクレオン4カプセル/回:食後か食中かを記録、TS-1の服用有無)
6) 便通:たいてい朝食後(硬さ:良、軟、泥、下痢。量:多、並、少。色:良、薄。)
7) 体重:1回/日。入浴前(たいてい夕食後:起床後が良いはずだが、時間的制約で入浴前にしている。)
8) 入浴:時刻と時間を「軽い運動」として。
9) 活動状況:出社、在宅、散歩、外出先、特筆すべき運動、など。
10) 歩数:万歩計(活動量計)。
11) 筋トレ:内容(2パターン:プランク、またはダンベルのうちのどちらか)
12) 低血糖時の対処:時刻、血糖値、補食・摂取したブドウ糖の量。
13) 間食:摂らないようにしています。が、おやつの時間にコーヒー(無糖)などを飲めばその旨を記録。
13) 特記事項:血糖値変動で気づいたこと、Dexcomセンサー期限、いろいろ。
B) 記録方法
1) A7メモ帳に手書き
2) Onedrive上のExcelの自作シートに入力、iPhoneまたはPC
3) アークレイのアプリ(スマートe-SMBG)に入力、iPhone(PCブラウザーで閲覧可能)歩数はiPhoneのヘルスケアから自動転記。食事記録は写真入り。
4) Dexcomのアプリに入力、iPhone(病院とのデータ共有クラウドアプリClarityに自動で反映される:PCブラウザーで閲覧可能)摂取糖質量とインスリン量、運動。
5) 大鵬製薬の冊子・記録帳:抗がん剤の服薬有無、体温、体重、便通、食事の有無など。
補足
A1) 体温計は約20秒で測れるものにしました。毎日測るので30秒/日でも時間短縮できれば年間で約180分の節約です。(節約した時間で井戸か泉を探しに行きたい。)
A2) CGMはContinuous glucose monitor。Continuousは「連続」と表現するのがまっとうだと思うが、糖尿病の世界では「持続的」と。Dexcom G6は実際には5分間隔でデータ記録です。
A4) 献立のカロリーと糖質量の推定:重さを測るために「デジタルはかり」を買いました。最大秤量3kg、読み取り0.1g、手のひらに乗る小さいものをアマゾンで買いました(中国製、700円)。お皿・容器ごと測るには最大秤量は1kg以上は必要でした。
食材の成分量(カロリーと糖質あるいは炭水化物)は包装に示されているものを見るか、それがかなわないときはインターネットで調べます。外食の場合は、目分量で糖質だけでもざっくり推定しています。甘辛い味付けの有無、揚げ物で衣の有無、などもざっくり推定。どうしても難しい場合は主食(お米、パン、麺)の量だけでも推定しています。
記録に結構な時間を費やしています。アークレイやDexcomのアプリの入力方法(含む誤記入時の修正・訂正方法)には不満と注文があるが、ここでは述べません。
これだけ手間暇かけて記録していますが、今のところ、平日の血糖値の動きはおおよそ把握できてき始めたものの、その動きと食事や運動との関係がわかるレベルには至っていません。