TP(膵全摘術)の後、再発防止の化学療法として抗がん剤(S-1カプセル)の服用を続けています。3か月毎に造影CTでフォローアップの検査も続けています。現時点では変化は見られません。
日々の生活のなかで、最も気がかりになってしまっているのは日々の血糖値の変動と、血糖値を左右している食事の内容と量、日中の活動の内容と量で、これらが他のことを忘れるくらい興味深い(なにゆえにそうなるのか思い当るふしがない、という意味です)挙動を示すのです。そして糖尿病でいつか来るであろう合併症も怖いです。
しかし、血糖値や合併症の心配よりも、抗がん剤が効いて再発防止に努めることが最も重要なはずです。血糖値ばかりが気になって忘れそうになってしまっているので文字にしておこうと思います。
服用している抗がん剤はS-1(テガフール、TS-1)で、開始当時は
「20mgの錠剤(大鵬)を朝夕の食後に3錠づつ(=60mg/回 x(朝+夕))服用し、2週間の服薬、1週間の休薬」を1クールとしていました。
が、2クールを過ぎたあたりでお腹が痛い日が続き、「量を減らしてでも長期間服用するほうがよい」との判断で、
「25mgのカプセル(沢井)を朝夕の食後に2錠づつ(=50mg/回 x(朝+夕))服用し、2週間の服薬、1週間の休薬」を1クールにしました。これで体調が悪くなることはなく、継続できています。
(大鵬の錠剤は口内で溶けてもよい(OD錠)ピーチだかの風味でしたが、この味が却って気持ち悪かったので無味なカプセルにしてもらってよかったです。)
抗がん剤が服用できなくなるのを避けるために、体調不良にならないように、疲れすぎたり、食事が摂れなくなったりしないように、体の負担を考慮しながら生活すること、を第一優先であるのを忘れないようにしようと思います。