PPPDの後、膵臓は常人の1/2から2/3くらいしかないはずなので、残った膵臓に負担がかかりすぎないようにしたい、大切にしてやりたいと思うようになりました。(この考えはTPをするまでずっと持ち続けていました。)

だからお酒は飲まない。脂っこいものも食べない。油もの(てんぷら、とんかつ、フライ...)はできるだけ控える。刺激のもの--コーヒーとか香辛料の強いもの--もできるだけ控えることにしました。

 

先生の話だと、手術後は「生まれ変わった赤ちゃん」だとして、ひと月で一歳ずつ年取っていくと考えればよい、と。だからその歳に応じたものを食べるように、と。カレーライスはお勧めしないが、食べるのなら、子どものうちはお子ちゃま向けのものにしておくこと、とのことでした。これらの言われたことをきちんと守りました。

 

だから薬もちゃんと飲むし、食事もきちんと三食食べて、ウンコも規則正しくする*、そのために、規則正しく生活する、さらにそのために早寝早起きする、週末も寝過ぎない、ということです。

 

*ウンコがたまる(便秘)と腸内の圧力が高まって、食べ物が腸から膵管へ流入すると困るから(「だだ流し」の話。別途記述する)。

 

先生の意見では、手術後も6か月に一度はCTかMRCPで検査を継続して、膵臓に異変がおこらないか見ていきたい、この検査は5年から10年は続けたい、そのくらいの期間を見ないと治ったかどうか判断はできない、とのこと。

MRCPにしてもCTにしても、寝そべってるだけで検査できるから負担や苦痛にはまったくならないし、CTは機械が点滴で造影剤をぐわっと入れるのがちょっと心配--針から血管に入りきらずに漏れると腕が異常に脹れあがってしまう--だが、それでも再発に気づかないより、はるかによい、それにERCP--できなくなってしまったが--の苦しい検査を受けるよりもはるかによい。のでフォローアップのMRCPやCTの検査はきちんと継続することにしました。