前回お話ししましたとおり、めまいのお話とは別に、鼻に関する手術の記録を備忘録として綴って参りたいと思います。
鼻炎にお悩みの方の、何らかの参考になれば幸いです。
花粉症としてはもう30年以上悩まされており、スギとヒノキ両方に反応するため毎年2月から5月のGW明けくらいまで、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・咳に悩まされ続けてきました。
舌下免疫療法というのも考えましたが、かかりつけ医いわくスギに対するものしか今はなく、ヒノキに対する症状はほとんど効かないと考えた方が良いからおすすめしない、とのこと。
確かに3年以上もかけて、お金もナン万円もかけて、その挙句に花粉飛散時期の最初の1ヶ月程度しか楽にならないというのであれば、費用対効果も良くないしなあ…と諦めました。
サプリとか漢方とかも色々試しましたが、結局は対処療法的に抗アレルギー薬と点鼻・点眼薬で騙し騙し過ごせてはいたし、抗アレルギー薬に関しては年々眠気の少ないものなど新たなお薬も出てきて、貼り薬なるものが私にはしっくり来て楽に過ごせていたので乗り越えてこられたのですが……。
ここ数年、ひどくなってきたのが、鼻づまり。
そもそも花粉症の時期、お薬や点鼻薬をさしてもなかなか鼻が通らず苦しい。
しかも段々と、花粉症の時期以外も鼻づまりがひどくなってきて、かかりつけ医に「寒暖差アレルギーかもね?」と言われた通り、クーラーが効いた場所や、寒くなり始める時期に鼻づまりが発生し、とにかく息がしずらい。
寝てても起きてしまうことが多くなって、これはかなりQOL的に大問題だぞ!といよいよ堪忍袋の緒が切れまして、2023年、この夏こそ根本的な解決法を見つけよう!と立ち上がったわけです。
「この夏」…というのも、いろんな鼻炎の解消法について、花粉症のひどい時期には対処が難しいことも多く、また子供たちの学校関連の用事も夏休みならほぼないと考えられたから。
そしてまず一番に考えついたのは、昔聞いたことがある「鼻腔粘膜焼灼術」という鼻の粘膜を焼いてしまう手術。
レーザーやら、トリコロール酢酸やら、高周波(ラジオ派)やら、何だか色々な焼く手段があり迷いましたが、様々な体験談などを見ていると、通える範囲の耳鼻科でやっている手段の中で、高周波で焼くのが一番鼻づまりに効果ありそう!
というわけで、
6月30日 T耳鼻咽喉科を受診、鼻腔粘膜焼灼術について相談する
T先生「やっても良いけど、その場しのぎになるからなあ。」
私「1−2年ごとに焼く、とも聞いたことがあるのですが?」
T先生「そうなんだけど、繰り返して焼きすぎると、年をとった時に弊害が出るんだよ。
〇〇過敏症とかね…。(←聞いたことない単語でよくわからなかったけど、何らかの鼻の粘膜の障害らしい)」
私「そうなんですね、じゃあやっても、本当に一時しのぎになるだけなんですね…。」
結局T先生からは抗アレルギー薬と点鼻薬っていう、いつものペアを処方してもらっただけで帰ってきました。
やっと思い切って焼こう!って決断してたのに…。
この先鼻づまり人生を薬で騙し騙し生きるしかないのか…。
一瞬落ち込みかけたけど、思い出しました。
子宮系の病気で辛かったけれど、思い切って手術して楽になれたこと。
めまいが辛かったけれど、諦めずに治療方法を探し出して、見事寛解できたこと。
もう一度、見つけられるまでしっかり探してみよう!と鼻づまりの改善法を他で探りだしました。
すると見つけるものですねえ。
この前までは鼻腔粘膜焼灼術の記事しか目に入ってこなかったのに。
やっぱりアンテナをはれば、見つけたいものは見つけられるんだ。
鼻腔粘膜焼灼術以外の方法で、鼻炎の改善が見込める方法と、その専門医を見つけました。
次回に続く♪
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子宮の病気に翻弄されながら二人の子どもを授かり、その後の病気再燃で子宮を全摘するまでの紆余曲折とその後の生活を、患者目線で明るく赤裸々につづった闘病エッセイ。
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