※2026年9月27日時点の公式情報をもとにしています。キャンペーンの変更・早期終了があり得るため、申込前には必ず公式ページで最新条件をご確認ください。
子どもの教育費を準備したい。でも、投資に回すお金と、数年以内に使うかもしれないお金は分けて考えたい。わが家には子どもが2人いるので、学費や習い事のことを考えると、現金をどこに置くかも案外大きなテーマです。
「子どものための口座をつくろうかな」と思っても、実際には気になることがいくつもあります。名義が子どもなら、親が手続きしてもいいのか。預金なのに証券口座まで必要なのか。広告で見る「年21.3%」は、60万円が1年で約13万円増えるという意味なのか。途中でお金が必要になったらどうなるのか。こうした疑問を残したまま「お得だから急いで」と言われても、親としては動きづらいですよね。
今回見つけたSBI新生銀行の「こども口座開設応援キャンペーン」は、条件を満たすと子ども名義の銀行口座開設で1,000円、SBIハイパー預金の開設と所定の残高条件で1,000円、さらに1ヵ月もの円定期預金に年21.3%の上乗せ金利が適用される内容です。特典を併用できる一方、どれも自動的にもらえるわけではありません。僕なら「子どものお金を分けて管理する」という目的を先に置き、特典はその準備に付いてくるメリットとして考えます。
まず結論。魅力は「子ども1人ごとに、お金の置き場をつくれる」こと
このキャンペーンのいちばん分かりやすい利点は、子ども名義の銀行口座をつくるきっかけになることです。家計口座に「教育費のつもり」で置いてあるお金は、急な支出と混ざりやすいもの。子どもごとに口座があれば、どちらのためにいくら用意したかを見渡しやすくなります。これは単なる気分の問題ではなく、2人分を同時に考える家庭には実務上のメリットがあります。
わが家のように子どもが2人なら、条件をそれぞれ満たした場合、現金特典は合計最大4,000円。2人とも60万円ずつ対象の定期預金に預けたと仮定すると、公式の計算例を単純に2倍した上乗せ利息は合計16,742円です。通常金利分の利息も加えれば、公式の60万円の例では1人あたり合計8,571円、2人で17,142円。現金特典と合わせると2人合計21,142円という計算例になります。ただし、これは2人それぞれの口座と資金があり、各条件を満たし、通常金利が公式例と同じ場合の概算です。実際の利息や特典の受取りは手続きと適用条件で変わります。
この数字を見ると気持ちは動きますが、いちばん大事なのは「21.3%」の読み方です。ここさえ押さえれば、過大な期待も、逆に「話がうますぎて怖い」という不安もかなり整理できます。
「年21.3%」は、1ヵ月で21.3%増えるという意味ではない
大きく表示された金利を見ると、60万円を預けたら12万円以上増えるのでは、と一瞬思うかもしれません。僕も金融商品の数字を見るときは、まず「年率か」「適用期間はどれくらいか」「元本の上限はあるか」を確認します。今回の年21.3%は、1ヵ月もの円定期預金に対する税引前の上乗せ金利です。年率で示された数字を、短い預入期間に応じて計算します。60万円が1ヵ月で21.3%増えるわけではありません。
公式ページでは、上乗せ分の計算期間を一律30日として、60万円を預けた場合の上乗せ利息を税引後8,371円と例示しています。通常金利を年0.50%とした同ページの例では、通常金利分の満期時利息が200円、合計8,571円です。なお年0.50%という通常金利は2026年8月24日時点の表示例であり、適用される商品や預入時点の金利に応じて確認が必要です。預金利息には税金もかかります。
「1ヵ月で8,000円台なら、60万円を何度も預け直せば増やせる?」と思うかもしれませんが、そこは違います。上乗せ金利の対象は、SBIハイパー預金を保有した後に設定する最初の1ヵ月もの円定期預金の1口だけ。同じ子どもの口座で何度も繰り返し適用できる仕組みではありません。1年分ずっと年21.3%が続くわけでもありません。
だからこそ、僕ならこの特典を「教育費を一気に増やす方法」とは捉えません。子ども名義で置いておける現金の一部を、条件に合うタイミングで1ヵ月預け、決められた上乗せ利息を受け取る機会として評価します。その後の長期的なお金の置き方は、満期後の金利や家計の予定を見て、あらためて決めるのが自然です。
60万円がないと参加できない?少額からでも選択肢はある
「上限60万円」と聞くと、60万円を用意できる家庭だけのキャンペーンに見えます。でも60万円は上乗せ金利が適用される上限であって、全員が60万円を預けなければならないという意味ではありません。対象のパワーフレックス円定期預金は1口1,000円以上、1円単位。もう一方のパワーダイレクト円定期預金は1口30万円以上、1円単位です。対象商品ごとの最低預入額は異なるため、手続き画面で商品名を確かめたいところです。
一方、追加の現金1,000円を受けるには、SBIハイパー預金を期間内に開設し、2027年3月31日23時59分時点でその残高が10万円以上である必要があります。定期預金に10万円を預けただけでは、この残高条件を満たしたことにはなりません。「定期預金の特典」と「ハイパー預金開設の現金特典」は、判定される場所もタイミングも別です。
僕なら、まず生活費や近く使う予定のある資金には手を付けず、子どものために確保できる金額を決めます。例えば、無理なく置ける金額が少ないなら、その金額で対象商品を検討すればよい。60万円を使い切ろうとして家計の現金が薄くなるなら、特典より日々の安心を優先します。2人の子どもがいる家庭ならなおさら、「それぞれ60万円」という数字を目標にしてしまわないほうがいいと思います。
また、最初の1口だけが対象なので、まとまった金額を預ける予定がある場合は、順番に注意が必要です。SBIハイパー預金の保有後、試しに少額で1ヵ月定期をつくり、後から60万円を追加しても、後の預入れには上乗せ金利がつきません。いくら預けるかを先に決めてから、初回の預入れを行う。これが条件を生かすうえで重要です。
「子ども名義」の銀行口座を親がつくって大丈夫?
ここは親なら気になるところです。公式ページによると、未成年のSBI新生銀行口座の開設は、親権者のいずれかが同行の口座を持ち、親権者が手続きする必要があります。親が手続きをすること自体は制度上想定されています。ただし、口座の名義人はあくまで子ども。銀行は「口座名義本人の資金のみ」を預けるよう案内しており、親の資金を子どもの名義だけ借りて自由に出し入れする使い方には注意が必要です。
わが家なら、家計のお金と子どものために渡したお金の区別を曖昧にしないよう、資金の出所と目的を記録しておきます。祖父母からのお祝い、親から子への資金移動など、家庭によって事情は違います。金額が大きい場合や贈与の扱いが気になる場合には、個別の税務判断を決めつけず、税務署や税理士に確認するのが安心です。「子ども名義に移したから自動的に何でも解決する」と考えないことが、かえって不安を減らします。
兄弟姉妹なら、同じ親が手続きする場合でも、キャンペーンの判定は子どもそれぞれの名義で考えます。片方の口座を開設したからもう片方にも特典が付くわけではありません。どちらの口座で、いつSBIハイパー預金が開設され、定期預金の初回預入れを行ったか。2人分を並行して進めるなら、シンプルなメモを残すのがおすすめです。
「預金なのに証券口座が必要」が少し怖い人へ
このキャンペーンを見て僕が最初に引っかかったのは、銀行の円定期預金の話なのに、途中でSBI証券口座の開設が出てくる点です。理由は、上乗せ金利を受ける条件になっているSBIハイパー預金が、SBI新生銀行とSBI証券の口座を連携するサービスだから。子ども名義のSBIハイパー預金を開設するには、子ども名義の両方の口座が必要です。未成年のSBI証券口座を開く際は、親権者のいずれかがSBI証券口座を持っていることも条件です。
ただし、証券口座を開くことと、株や投資信託を買うことは別の行動です。このキャンペーンの円定期預金特典を受けるために、投資信託の購入が条件として書かれているわけではありません。「投資はまだ決めていないけれど、子どもの現金の置き場を整えたい」という家庭も、まずは各口座の役割と、資金がどこにあるかを確認しながら検討できます。
逆に、将来子どものための投資も考えたい家庭には、銀行と証券の連携を先に整えられる点が利点になります。SBI新生銀行は、SBIハイパー預金の資金をSBI証券の買付余力に自動反映する仕組みを案内しています。ただ、投資を始めれば値下がりの可能性があります。円定期預金の話と投資の話を混ぜず、「今回は預金まで」「投資は制度と商品を理解してから」と段階を分ければ、家族とも相談しやすいでしょう。
2児のパパとして感じるメリットは、特典以外にもある
僕がこの口座づくりを前向きに見る理由は、現金を一時的に有利な条件で預ける話だけではありません。2人の子どもの将来に向けて、毎月のお金の流れを見える形にできることです。例えば、子どもごとに受け取ったお祝い金と、毎月家計から渡すお金を分けて記録する。今いくらあり、何年後に何に使う見込みかが分かれば、教育費の不安は「漠然と足りないかも」から「あといくら準備するか」に変わります。
口座があれば、上の子と下の子で必要になる時期の差も意識しやすくなります。上の子の進学費用は近いので現金の比率を厚くし、下の子の分はまだ時間があるから別の運用も検討する、という考え方もできます。ただし、将来の投資方法や割合は、家庭の収入、貯蓄、使う時期によって違います。このキャンペーンに参加したから投資を始めるべき、という話にはなりません。
もう一つのメリットは、口座開設の現金特典と定期預金の金利特典を組み合わせられる点です。銀行口座開設の1,000円は、現金を60万円用意できるかどうかとは別の条件です。SBIハイパー預金の1,000円は10万円の残高条件がある。そして円定期預金の上乗せ利息は、対象の初回預入れ額に応じて決まる。特典が分かれているからこそ、「自分の家庭でどこまで無理なく条件を満たせるか」を選びやすいのです。
不安1:お金を預けたら引き出せなくなる?
1ヵ月もの円定期預金は、満期まで置く前提の商品です。教育費は子どものためのお金とはいえ、急に必要になる可能性もあります。今回のキャンペーンでは、対象の定期預金を満期前に中途解約すると、上乗せ金利分の利息は入金されません。いったん解約して預け直しても、初回預入れ限定の条件をやり直せません。
そのため、預け入れるのは、少なくとも満期までは使わずに済むと見込める金額にしたいところです。上限60万円に合わせて、翌月の生活費や突発的な医療費まで回す必要はありません。生活防衛の現金を確保したうえで、子ども用として動かさずに済む金額を考える。定期預金の期間は1ヵ月でも、安心して預けられる金額は家庭によって違います。
満期が来た後も、同じ上乗せ金利が続くわけではありません。公式ページは、満期日以降に適用される金利についても案内しています。満期後の扱いと、自動継続の設定、通常の適用金利を預入時に確認し、満期の頃に口座を見直せるよう予定表に入れておくと安心です。
不安2:銀行と証券がつながると、預金まで値下がりする?
SBIハイパー預金は証券口座と連携しますが、銀行の円預金です。同行の商品案内では元本保証があり、預金保険制度の対象とされています。対象の円定期預金についても、商品説明では預金保険の対象です。SBI証券の画面で買付余力に反映されることと、預金が自動的に投資信託へ変わることは同じではありません。投資商品を買った場合には、その商品の値動きによる損益を別に考えます。
預金保険にも上限があります。一般に、同じ金融機関の対象となる預金は名義人ごとに合算し、元本1,000万円までとその利息が保護の範囲です。今回の預入上限60万円だけで直ちにその上限に達する話ではありませんが、すでに同じ銀行に多額の預金がある場合は、他の対象預金も含めて確認しましょう。「証券と連携するから預金が投資になる」という不安は、商品とお金の置き場所を分けて見ると整理できます。
不安3:「最大2,000円」はいつ入る?その場でもらえる?
銀行口座を開設した直後や、定期預金の満期日に、すべての特典が一度に入るわけではありません。公式の予定では、口座開設の現金特典は2027年5月末頃に子ども名義の円普通預金口座へ入金されます。SBIハイパー預金の1,000円には、2027年3月31日23時59分時点で残高10万円以上という判定もあります。この日より前に10万円を入れて一度確認しただけでは足りず、判定時点を意識する必要があります。
定期預金の上乗せ利息も、通常金利分の満期時利息とは入金タイミングが違います。2026年10月末までの対象預入れは2027年1月末頃、2027年1月末までの対象預入れは2027年4月末頃に、子ども名義の円普通預金へ入金する予定です。満期時に通常利息だけが見えても、それだけで上乗せ対象外と判断しないで、公式の入金予定を照合したいですね。
なお、特典入金までに銀行口座やSBIハイパー預金を解約すると、キャンペーン対象外となる注意事項があります。特典の予定時期まで口座を維持することも、予定に組み込んでおきましょう。公式には対象預入れ後の案内メールについても説明がありますが、メールが届かない場合もあるため、受信メールだけで条件を判定しないほうが確実です。
不安4:手続きが多くて途中で間違えそう
これは正直、手軽さだけで選ぶキャンペーンではありません。親の銀行口座がなければ親の口座開設から始まり、子どもの銀行口座へ進みます。SBIハイパー預金を使うには親と子のSBI証券口座も必要です。親の銀行口座と子どもの銀行口座を同時に開設できない点も見落としやすい。特典の額だけを見て、途中の作業を省略できると思うと混乱します。
僕なら、家族2人分を一気に操作しません。まず親の口座の有無を確認し、次に子どもごとの銀行口座、証券口座、SBIハイパー預金の開設日を記録します。SBIハイパー預金の開設完了後に、子ども名義の画面から対象の1ヵ月もの円定期預金を初めて設定する。この順番を紙かスマホのメモに書いておくだけでも、取り違えを減らせます。
預入れの窓口も重要です。対象となるのは、子ども名義のパワーダイレクトまたはSBI新生銀行アプリを使ったインターネットからの預入れです。店頭、電話のパワーコール、親名義の口座からの預入れは上乗せ金利の対象外と案内されています。親が代わりに手続きする際も、子ども名義の対象口座と申込経路を確認することが欠かせません。
同じスマートフォンでのログインにも注意があります。SBI新生銀行のスマホ認証(FIDO)は1台につき1口座のみの登録です。親の口座で登録済みのスマホに、子どもの口座も同じ方式で追加することはできません。公式ページは子どもの手続きにパワーダイレクトのSMS認証や電話認証を案内しています。家族で複数口座を管理するときほど、認証方法を先に確認しておくと慌てずに済みます。
不安5:すでに子どもの口座があると、全部対象外?
「今から銀行口座を新規開設した人だけが全特典の対象」と思いがちですが、公式ページは既存口座を持つ家庭についても分けて説明しています。すでに子ども名義のSBI新生銀行口座があれば、銀行口座の新規開設特典1,000円は受けられませんが、期間内に初めてSBIハイパー預金を開設するなら、開設特典2の条件を確認できます。残高10万円以上という判定条件は同じです。
すでに子ども名義のSBIハイパー預金がある場合でも、円定期預金特典は利用できると案内されています。ただし、SBIハイパー預金を持った後の最初の対象となる1ヵ月もの円定期預金という条件に注意が必要です。過去の取引や口座開設日を確認してから動きましょう。また、2026年8月13日より前にSBIハイパー預金を開設したことがある人が、いったん閉じて期間中に再開設しても、開設特典2の対象外です。
子どもが2人いると、上の子だけ既存口座あり、下の子はこれから、という組み合わせもあります。家族全員をひとまとめにして「対象・対象外」と考えず、子どもごと、特典ごとに判定すると分かりやすくなります。
不安6:「こどもNISA」と書いてあるけれど、今すぐ投資が必要?
公式ページには、2027年1月からの「こどもNISA」の開始予定を見据えた説明があります。ただ、このキャンペーンで今確認すべきなのは、銀行口座、SBIハイパー預金、円定期預金それぞれの条件です。将来の制度を使うかどうか、どの商品を買うかは、別に考えてかまいません。制度の具体的な内容や開始時期は、実際に利用する際に最新の公的情報と金融機関の案内で確かめるべきです。
特に「預金」と「投資」を同じ安全性で捉えないようにしたいところ。今回の円定期預金は円預金ですが、将来、証券口座で投資信託を買えば、価格が上下し元本を割り込む可能性があります。預金で受けられるキャンペーン特典を、投資の収益が保証されるような話に読み替える必要はありません。
財テク好きな親ほど、子どものためにあれもこれも始めたくなります。でも、教育費は使う時期が決まっているお金も多い。僕ならまず口座を整理し、預金で置く分を決め、投資をするならその後で目的と期間を家族で話します。準備の順番を分けること自体が、無理のない資産づくりだと思います。
わが家ならこう進める。2人分の確認リスト
まず、対象年齢を確認します。誕生日が2009年1月2日以降の未成年という条件です。銀行口座開設とSBIハイパー預金開設の期間は2026年8月13日から2027年1月31日まで。円定期預金の対象預入れ期間は2026年8月24日から2027年1月31日までです。最終日に申し込めばすべて間に合うわけではなく、口座の開設完了には時間がかかる可能性があります。キャンペーンは条件変更や早期終了の可能性もあるので、余裕を持って準備します。
次に、親権者のSBI新生銀行口座とSBI証券口座を確認。なければ親の手続きから始めます。その後、子どもA、子どもBそれぞれの銀行口座と証券口座を準備し、子ども名義でSBIハイパー預金を開設します。ここで開設完了日を確認し、預けられる金額を決めます。円定期預金をつくる前に、どの子の口座で、どの商品に、何円を預けるのかを確認。初回1口を使う前の確認が肝心です。
そして、2027年3月31日23時59分のSBIハイパー預金残高を子どもごとに管理します。現金1,000円の追加特典を狙うなら、各口座で10万円以上という条件を意識します。定期預金に置いた金額と混同しないよう、SBIハイパー預金の残高を確認してください。証券取引に伴う資金移動がある場合は表示や判定の扱いにも注意が必要なので、公式の残高確認方法に沿って見ます。
最後に、満期日と特典入金予定月を予定表に登録します。通常利息、上乗せ利息、現金特典は入る時期が違います。これだけ押さえておけば、「預けたのに、まだ入っていない」と不必要に心配する場面を減らせるはずです。
紹介キャンペーンとの併用は?追加特典を狙うなら条件を別に確認
公式ページには、親権者を紹介者、子どもを紹介を受ける人とする「ご家族・ご友人紹介キャンペーン」との併用についても案内があります。所定のエントリーや残高条件を満たすと、子どもの現金特典が合計最大6,000円になるという説明です。これは先ほどの「こども口座開設応援キャンペーン」単体の最大2,000円とは別の話です。
魅力的ですが、紹介キャンペーンには独自の条件があり、一部の別キャンペーンの特典と重複受取できない組み合わせもあります。この記事の合計額には含めていません。僕なら基本の3特典を確実に理解してから、紹介特典の公式ページでエントリー方法、期限、併用可否を確認します。欲張って条件を混ぜ、どのキャンペーンにも合わなくなるのがいちばんもったいないからです。
向いている家庭、慎重に考えたい家庭
子どものための現金をすでに用意していて、名義ごとに整理したい家庭には、今回の仕組みは検討しやすいと思います。子ども名義の口座をつくる目的があり、親子それぞれの必要な口座を開設する手間を受け入れられる。さらに、定期預金に置く分は満期まで使う予定がない。そんな家庭なら、口座づくりと特典を同時に進められます。
反対に、近々使う生活費しか手元にないなら、特典のために無理に定期預金へ移す必要はありません。子ども用のお金の帰属が整理できていない場合や、銀行・証券の複数口座を管理する負担が大きい場合も、先に家族で整理したほうがよいでしょう。キャンペーンは家計の目的に合ってこそ価値があります。
僕が特にいいと思うのは、上限に届かなくても検討できる点です。「60万円×2人を用意できないから自分には関係ない」と切り捨てる必要はありません。一方で、子どもごとに最大額を預けられる家庭でも、1ヵ月の上乗せ利息を長期の資産形成そのものと混同しない。短期の特典は短期の特典として受け取り、その後の教育費づくりは別途設計していく。この距離感なら、広告の大きな数字にも振り回されにくくなります。
まとめ:特典に目を向けつつ、子どものお金の管理を整える機会に
SBI新生銀行のこども口座開設応援キャンペーンは、子ども名義の銀行口座開設で1,000円、SBIハイパー預金の開設と所定の残高条件で1,000円、対象の初回1ヵ月もの円定期預金には年21.3%の上乗せ金利、という3本立てです。年21.3%は1ヵ月で元本が21.3%増えるという意味ではありません。公式の60万円の例では、税引後の上乗せ利息は8,371円。数字の読み方を正しく理解したうえで、魅力を判断したいですね。
僕なら、まず2人の子どものために確保している現金を整理します。親子の口座を必要な順番で準備し、SBIハイパー預金の開設完了後に、子ども名義の画面から最初の定期預金を設定する。現金特典の残高判定日と、利息の入金予定もメモしておく。手順を一つずつ踏めば、「条件が複雑そう」という不安は具体的な確認作業に変えられます。
子どものお金は、増やすことだけが目的ではありません。いつ使うか分かる形で守り、家族が納得して管理できることも大切です。今回の特典がわが家の計画に合うか、まずは公式のキャンペーン条件を子どもごとに確認してみてください。