ペースメーカとは
洞結節からプルキンエ線維にいたる刺激伝導系は、心臓の規則的な調律と効率のよいポンプ機能の維持を担っている。
この刺激伝導系の代役として心筋を電気刺激し、心機能を維持させる機械がペースメーカである。
具体的には、心房または心室にリード電極を留置し、刺激を発生する本体と接続して心筋を規則的に電気刺激(ペーシング)する。
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徐脈の救世主!!
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機械に設定された心拍数を下回るような徐脈になった場合、それを機械が感知して、徐脈にならないように心拍数の補助をしてくれる機械のことを言う。
ペースメーカーには、体内に植え込むものと、体外から挿入して管理するものがある。
植え込み式
ジェネレーターと呼ばれる本体と、リードと呼ばれる心臓の刺激を感知したり伝達したりする働きのあるコードによって構成されて、これらが体内に植え込まれている。
ペースメーカーの基本動作として、ペーシング(電気刺激を送り出す)とセンシング(電気刺激を感知する)というものがあり、設定された心拍数を維持できるように作動することで、徐脈にならないよう心拍の補助をしてくれている。
ペースメーカーは徐脈にならないように、自分の電気刺激の流れを目を光らせて監視している。なので、もし電気刺激が感知できず、徐脈になるかも⁈とペースメーカーがセンシング(感知)した場合は、ペーシングを行い刺激を心臓に伝えることで、心臓の収縮を促してくれる。
反対に、しっかり自身の電気刺激が心臓全体へ伝達しているのを感知していれば、基本的にペースメーカーは作動することはない。