9月11日の衆議院議員選挙

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選挙のたびに思っていたことがあります。この国の国民は本当に国の未来=自分たちの未来をちゃんと考えているのかどうかということ。国民5人のうち2人しか選挙に行かない国なんてどうかしています。

それに加え、猪瀬直樹氏の言葉を借りると「日本人はお上意識が根強い。政治家と官僚が悪い、と言いながらその実、お世話を求める。財政を出動させろ、公共事業をよこせ、と叫ぶ。道路、橋、住宅、港湾、空港を必要・不必要の判断と無関係に造り続ける始末となった。大きな政府をさらに大きくしろ、と求めてきた有権者の質が問われているのだ。国債・地方債などの借金が、八百兆円にも達しているのだから。」という悪しき既得権益構造が国の将来を危うくするレベルまで来ているのに、その危機感すら持っていない人が多いのには、驚くのを通り過ぎてあきれるばかりです。

ところが今回の選挙はどうでしょう。まるで「劇画」の世界ではありませんか。今までほとんど感じたことのない「面白さ」があります。対立軸もとても明確で、自民以外の他政党がかすむほどの面白さです。

郵貯・簡保が民営化されれば、その下流にあり、現在日本の財政破綻の片棒を担いでいる様々な特殊法人は自然に消滅します。特殊法人は必要であれば資金調達を自ら行うべきで、「タダ金」を使わせるような構造を変えなければいけないのです。。でなければ、我々の貴重な税金が秘密裏に無駄に使われる状況が永遠に続きます。そのことに今まで長い間気が付かず、大切な選挙権も無駄にしてきました。

郵政法案は小さな政府を作る第一歩です。「財投」という出口を民間の手に委ねることで、今までのように「垂れ流し」の状態を監視することができます。やりたい放題の「官」にメスが入るということなのです。それに対して異を唱えるということは「既得権益グループ」のレッテルを貼っても間違いないでしょう。

恥ずかしげもなく「郵政族」と呼ばれる議員たちは小泉首相の刺客に悉く抹殺されればいいと考えています。「運輸(国土交通省)族」には徐々にメスが入り始め、「悪代官」たちが逮捕されるようになりました。詭弁を弄して今までのナアナア自民党的手法で総裁を丸め込むことは小泉首相には通用しないということに反対派は早く気付くべきでしたね。

それでも当選する反対派がいるとすれば、その地域の住民に対して「蔑視」感覚をもっていいと思います。国の将来など一考だにせず、ただおのれたちの「カネ=既得権益」のために議員を国会に送り込もうとする姿勢は、ある意味で「罪悪」だと思い知らせるべきです。

今回は当選・落選の状況よりも、投票率に注目しています。この国の国民が「バカ」かそうでないかを試す「最後の機会」かもしれません。貴重な一票を決して放棄することなく、一国民としての姿勢を有効に使って欲しいと熱望しています。

千里の道も一歩から、塵も積もれば山となる、などという言葉は知っているのに、貴重な一票の投票権を持った自分の価値を、九牛の一毛としか感じないのは愚鈍の極みです。選挙に無関心であるということが将来どんな悲惨な状況を迎えるのかということを、道路公団や建設会社の談合で証明してくれている時代なのです。

少なくとも5人に3人以上が選挙権を行使するような投票行動を期待しています。もし周りで選挙に行かないといった人間がいたとしたら、みんなでケツに鞭(無知)を入れてでも投票させましょう。自分の投票行動を実感できる珍しい選挙にも関心が湧かない人はもはや「人」ではなく「家畜」とかわりありません。その生き物を「ヒト」に戻してあげましょう(笑)。

Silent Majorityは怒ったら怖いんだぞ!!

そんな声が全国から聞こえてくるような選挙になって欲しいと思います。