先日のラジオ番組内で、二人の出会いについての話がありました。

DJ「元々は違うユニット名だったんですよね」
清『はい、元々はこころねというユニット名で、2004年の1月1日に祥と僕で初めて結成したんですけど』
DJ「ということは、1年ちょっと?」
清『そ~~・・ですね。そうですね。1年ちょっとこころねでやってまして、で、それから今回のファーストアルバムからCEL-DE-KAIROという名前に変えて、新しくスタートすることになりました』
DJ「え、元々おふたりはその2004年の1月1日に出会った?それより前にもお知り合いだったんですか?」
祥「そうですね、最初あの~~ストリートで、知り合ったんですけど、僕が一人で歌ってて、清が後ろで他のバンドで演奏してて、そこで、こうなんか音をぶつけ合って戦ってたんですけど・・・」
DJ「あ~、負けるもんかという感じ?」
DJ「へ~~~、でも最初に声をかけたのは清さんから・・」
清『そうです、まあその前からあの、帰りがけにどうもお疲れ様です、ってなんか白々しい挨拶したりしながら・・・』
祥『なんか友情みたいなもんが、寒い中だったんで、生まれてきて、清が、あの~「古時計」を帰りがけにこう・・歌ってくれって言われて僕が歌ったのがきっかけです。』
DJ「お~おきなのっぽの?へ~~~」
祥『祥がひとりで歌ってたんですよ。それを聴いてていい声だな~って思いながらも音をぶつけ合いながらも、で、ちょっと歌ってよって。その路上で生でちょっと歌ってもらったんです。あ、これはいいかもって、と思ってなんとなくスタジオに入ってセッションしたりして、で、一緒にストリートでやるようになりました』
DJ「へ~、じゃ元々はライバルっていうか、歌ってたのが・・・」
祥『最初は・・・あんまね』
清『う~ん』
祥『音が重なっちゃってけっこう、あんまりいい気がしなかった』
祥・清『あはは』


いろいろなグループやユニットが「音楽性の違い」を理由に解散します。あれって「本当?」って思ってしまいますよね。
ボーカルのエネルギー消費(疲労度)とリードギター・キーボードのテクニックは素人にも十分理解できますが、ハモリきれないコーラスとかタンバリンたたいてるだけのメンバー・・・架空グループの話ですけど・・彼らが長くやってたらどこかでずれが出ても不思議ではないですが、それ以上に現実的な不満が「がんばってる組」から「がんばれない組」にでても当然かもしれません。
それで表向きには「前向きの解散」となりますが、「がんばれない組」には、その後ほとんどスポットが当たりません。
「実力差」というのは「才能」ですから努力しても限界があります。
グループ内にその「実力差」があればあるほど、命短し・・・となるのが自明の理です。
それに「収入の差」などが加わわれば完全な泥仕合になります。悲しい現実・・・。


CEL-DE-KAIROのふたりは・・・
素晴らしいギターテクニックののきよさんが、
透明感のあるしょうさんのボーカルに惚れてできたユニットです。
プロである森友嵐士さんがプロデュースするほど惹かれる完成度で、その実力は折り紙つきです。

「ナツメロの『凛と咲く花のように』です。」と紹介されるくらいまで、
二人の音楽的・人間的・経済的(笑)コラボレーションが継続する事を期待します。