卵が小さくなった。超SSサイズ。
片手で握ると見えなくなるほど。
10個入り容器も隙間だらけ。
鶏の大きさが変わるわけないのに。
どうしてなんだろう・・・?
卵は物価の優等生と言われている。
(表は1kg当たりだから20個の価格)
40年前はひとつ9~11円。
卵ひとつひとつが山積みされていて、
電球に透かして選びながら買う。
そんな市場(いちば)の景色を思い出した。
最近高くなったとはいえひとつ25円。
40年でたった2.5倍しかなっていない。
当時のタクシーは初乗りが100円。
こっちは6.6倍に跳ね上がっている。
子供の頃は卵はご馳走だった。
安くてとても栄養価が高い食品。
弟たちと三人で母に直訴したことがある。
夕飯のおかずは作らなくていいよ。
その代わり卵を1人10個ください。
自分たちで作るからね。
他愛の無い贅沢。
.
それにしてもどうして小さくなったのか?
そういえば思い出したことがひとつ。
朝食つきのビジネスホテル。
そこのゆで卵がとても小さかった。
当時は市場にも出ない超SSサイズ。
ホテルはそれを大量に安価で仕入れ、
無料の朝食として宿泊客に出している。
卵好きの私には5つくらい平気。
卵の値段が急騰したことにより、
発想を転換させて市場に出したのだろう。
売れるはずの無いサイズの卵。
10個で183円。
安いのだろうか高いのかだろうか。
二つ使って目玉焼きを作ってみた。
黄身が二つ入りの卵一個分のよう。
可愛く揺れる二つの黄身。
時代が変わっても卵好きは変わらない。
今でも贅沢な気持ちにさせてくれる。
ごちそうさま。

