1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 1 0 0 0 1 0 1 0 0 3 13 0
埼玉西武 0 0 0 4 0 0 0 0 × 4 7 0

継投:石井一-岡本篤-長田-シコースキー


勝利投手:石井一 7勝4敗 4.13

セーブ:シコースキー 1勝2敗30セーブ 1.25



【試合の内容】

機能の悪い流れが心配されたこの試合、先発は約二ヶ月ぶりに復帰した石井だった。初回こそ点を失ったものの、2奪三振と球がキレていた。2回以降は毎回ランナーを出すものの要所を締める石井らしい投球で見事な復帰登板を果たした。打線も相性のいい和田をワンチャンスでノックアウト。その後は点を入れられなかったものの、リリーフ陣が1点を守りきり大きな一勝となった。


【試合の感想】

今日はベテランがチームを引っ張った。まずは先発石井。ファームでもしっかり投げ、準備万端で戻ってきただけあり、怪我前と遜色ない素晴らしいピッチングだった。失点した回も1失点で切り抜け、ビックイニングを許さない彼らしいギアチェンジがしっかり出来ていた。今日の投球を見てこれからの彼の登板はかなり期待してもいいと思った。この大事な時期に戻ってきた優勝請負人はきっとチームを優勝に導いいてくれるだろう。

そして逆転タイムリーの平尾。相性が良い和田とはいえここまで14勝をあげているエース級の投手。序盤はほぼ完璧に抑えられた。しかし最初に迎えたチャンスで見事に逆転タイムリーを放った。この一打がその後の2点も導いたと言っていいだろう。

これからの時期はベテランの力が大いに重要となってくる。この二人に加え、西口や工藤そして中堅ではあるが佐藤友亮にはチームを引っ張っていって欲しい。

ここ最近上本の起用が続いているが筆者からすれば勝つ気がないのかと疑ってしまう。たしかに上本は打撃がいいし、リードも成長しているものの捕手としての能力は西武の捕手の中では5番手辺りだろう。その上にはもちろん細川、野田、米野、銀次郎が来る。それでいてなぜこんなに重要な時期に上本なのか。筆者はよくわからない。8月31日のオリックス戦で特にその弱点を露呈した。

調子がよく、序盤を抑えていた許が突然4回につかまった。捕手目線で野球を見ればわかるが、上本のリードが原因だ。2ストライクからも投手に低めを意識させるような仕草も構えもなくコースだけ構えて簡単に、同じようにどの打者にも打たれている。挙句の果てには2アウトから真ん中に構えるという不可解なリードをした。

さらには長田の場面。この時も上本は低めを意識させずにリードし、さらには安易な釣り球を要求し逆転された。この試合で長田の2軍落ちが決まったなどの記事があったが、これでは長田がかわいそうである。今日の長田の調子はまずまず良かった。普通にリードすれば点を取られることはなかっただろう。本来2軍に落とすべきは上本ではないのか。筆者は非常に憤りを感じる。

グラマンにしたってあの配球はない。彼の持ち味は長身を生かした角度のあるストレート、そしてチェンジアップだ。この武器があるために右打者は打ちにくいのだ。だが右打者の伏兵大引にホームランを打たれた。これも安易なリードが原因だ。こんなリードでは学生野球と同じレベルである。プロは左右のコースや投手の能力だけで抑えられる場所ではない。捕手がしっかり組み立てをし、投手と息があってこそ抑えられるのだ。

それを考えれば先週許と上本は言い合いをしていたように全く息があっていない。それにもかかわらずこのバッテリーで組ませたのははっきり言って勝つ気がないのである。

そして工藤に関してもそうだ。彼は球の質自体はなかなか良かったと思う。コントロールも球種もあり、うまく引き出せばクローザーを任せてもいいぐらいの成績を残せただろう。だが上本と組んだ結果、首をふることが多くなり、打たれてしまった。工藤は渡辺監督と話し合って降格したらしいが、そこで何を話したのか。上本について議論したのだろうか。非常に気になる点である。

現在の投手陣で上本と息があっているのは岡本篤、平野、西口ぐらいであろう。それ以外の投手は、はっきり言ってしまうと上本と組むたびに成績を落としている。それでいてなぜ細川と組ませてもらえるように言わないのか。そこが自覚がないのか疑ってしまう。

かつての西武のエース松坂は、銀次郎より細川を選んだ。何よりもチームのために。それがエースである。その点涌井や帆足はもっと積極的に発言をして欲しい。

筆者は西武が優勝すると確信したものの、上本を出している限りBクラスに落ちる可能性は出てくる。上本は非常に流れに弱い。今年のヤクルトのような存在だ。勝つときは勝って、負けだしたら止まらない。そんなチームでは常勝もないだろう。筆者は一試合でも多く細川がマスクを被り、西武の優勝が見たい。


1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 1 0 0 0 1 1 2 0 5 12 1
埼玉西武 0 0 1 3 0 0 0 0 0 4 8 0

継投:許-岡本篤-土肥-小野寺-シコースキー


敗戦投手:小野寺 1勝2敗 4.50



【試合の内容】

前回ナイスピッチングをした許が先発したこの試合、先制こそされたもののすぐさま逆転。この試合殆ど無かったチャンスを見事にモノにした西武打線はやはり連勝中の証拠だ。許6回2失点と2試合連続で良い投球をしてくれた。しかしリリーフ陣がピリっとしない。9回を投げたシコースキー以外役目を果たせず、痛すぎる逆転負けとなった。


【試合の感想】

この試合は采配ミスで負けた。どの場面かというと8回の投手起用である。7回にピンチを凌いだ小野寺をイニングまたぎにさせるのはどう考えてもおかしい。長田が調子が悪いとか登板過多とか、工藤がダメだとかそういう理由なのはわかるが、セオリー通り長田、または左打者のみ工藤でよかった。リリーフをケチッたとした言いようがないだろう。なぜ今までの試合そうしなかったのに2位との直接対決でそのようなことをするのか。気持ちが逃げてるように感じる。相手の秋山監督は序盤からリリーフを起用した。2位チームに余裕はないため、遠慮無く行けるのだ。その相手に対して守りに入っては首位は守りきれない。渡辺監督は小野寺を攻めていたが、自分自身も反省の弁ぐらい述べて欲しい。それぐらい非常に面白くないゲームだった。