1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 6 2
埼玉西武 0 2 0 0 1 3 0 0 × 6 11 0

 

継投:西口-岡本篤-小野寺-長田


勝利投手:西口 2勝2敗 6.63


ホームラン 高山5号2ラン 6号ソロ


【試合の内容】

待ちに待ったベテラン、西口が戻ってきたこの試合。どんなピッチングを見せてくれるのだろうと期待した。するといきなり1回、9割が変化球で100キロ台のチェンジアップ、そしてカーブを投げた。90年代の西口であった。2回以降はスライダー主体のいつもの西口で見事な復活を果たした。打線も高山が2発のホームランで着実に加点し、西口の200勝への時計が再び動き始めた。


【試合の感想】

西口は懐かしい投球を見せてくれた。90年代の西口は100キロ台のチェンジアップを結構投げていた。しかし近年はスライダーとフォーク、そしてシュートぐらいしか投げていなかった。ただ今日の西口は90年代に加え、初回の1球だけだったがカーブも投げた。緩急を使いたいという意志が明確だ。そして今日の勝因はそれだけでなくウエイトトレーニングを行ったことも要因だった。西口はウエイトトレーニングを行わないのだが、今回を機に全盛期時代の筋肉の質を取り戻すことでスライダーのキレ、ストレートの走りが戻った。体力は全盛期のそれではないものの今の西口ならQSは楽に達成してくれるだろう。これからの試合へまた一人役者が揃った。

高山は2本のホームラン、さらには2塁打と、完全に調子を取り戻した。高山は調子を落とすと左方向に打球がいかなくなり、ストレートにも振り遅れてしまう。引っ張りに行かないのが彼のいいところだが、ストレート狙いで変化球が来たときに左に飛ばないのはタイミングが取れていない証拠である。自然に左に飛ぶ時が高山の調子のいいサインだ。これから今まで調子の良かった打者が調子を落とすだろうから、高山にはこれから期待したい。


1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 1 1 0 0 0 1 0 0 3 8 0
埼玉西武 3 1 0 3 1 0 0 0 × 8 14 0

継投:帆足-大沼-土肥-野上-工藤


勝利投手:帆足 10勝7敗 3.45



【試合の内容】

先発の帆足はいきなり2者連続三振と、帆足を知る者としては不安な立ち上がりとなった。なぜなら帆足が初回に複数三振をとったゲームは帆足は中盤辺りにつかまって打ち込まれてしまうためだ。今年の交流戦の巨人戦でもそうだった・・・・・

しかし打線が初回に3点を取り、その後も打線が5回までに8得点したことで帆足の不安が消え去り、楽なピッチングで4回以降は素晴らしかった。その後は接戦で出さないリリーフで逃げ切った。まさに完勝であった。


【試合の感想】

この連勝中は上位打線がすごい。このように片岡、栗山が2人そろって絶好調なのは2008年以来だ。今年もどちらかが良くてどちらかが悪いということばかりであったがやはり2人が揃うと強い。中島は特別調子がいい訳でもない。去年の課題だった1、2番とリリーフ陣は完璧に克服されている。けが人が12球団ダントツトップの数がでてもそれでもなお首位でいられるのは気持ちはもちろん去年の反省があるからだろう。だれもけがしなかったらどれほど強いのだろうとも思う。それだけワクワクさせてくれるチームは他にはないだろう。主力メンバーはまだまだ若い。黄金時代復活へ、今年の優勝は必要不可欠である。この連勝が終わったあとが本当の勝負である。


1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2 5
埼玉西武 0 0 0 2 0 2 0 0 × 4 11 0


継投:涌井-土肥-岡本篤-小野寺-シコースキー


勝利投手:涌井 13勝6敗 3.14

セーブ:シコースキー 1勝2敗29セーブ 1.30


【試合の内容】

連勝中でエースを先発に送り込んだこおん試合。正直言って始まる前から勝ちは決まっていたようなものだった。見所は涌井が完投できるかであった。涌井は序盤まずまずの調子で相手を0に抑えていた。たが思った通りの投球ができていなかったのか、7回途中でマウンドを降りた。勝ちはついたものの心配な状況だ。打線は木佐貫を攻め切れないでいたが、なんとか4点を奪い今日も継投で逃げ切った。


【試合の感想】

今日は涌井が心配である。それにつきるだろう。涌井が去年沢村賞を受賞したのは球種で言うとストレートが走っていたからである。早いのではなく、リリースポイントは打者に近く、手元で伸びる。だからこそ199個もの奪三振を奪えたのだが、最近はあまり三振を奪えていない。これは2007年のイメージに近い。ただ2007年はフォークが冴えており、今よりも投球が楽であった。しかしここ数年フォークが落ちない試合もよくあるため、チェンジアップやカーブでかわすピッチングを展開している。このような投手は捕手のリードに非常に左右されてしまう。捕手も人であり打者に読まれてしまう試合もある。そのため今の涌井では去年のような安定感はないということだ。防御率も去年より約1点上がっている。もちろん疲れもあるのだろう。ただ涌井の調子が復活してこその優勝があるので、これからのエースの試合は落とせない。涌井にはなんとか去年のようなピッチングをしてもらいたい。