ここに CARMENの2nd 「Dancing On A Cold Wind」のテストプレス盤がある。
Regal Zonophone SLRZ1040
先に紹介したマトリックス番号は、A面 YCARX-115-1 B面 YCARX-116-1
カタログ番号の後ろの枝番が両面ともに1。
そしてマザー番号も1。
このマザー番号、レコードを手にとって、マトリックス番号を時計の針の6時の位置とした場合、9時の位置に印されている。
レコード制作に当たっては、先ずオリジナル・テープより再生された音は、カッティング・マシーンを経てラッカー盤に音溝が刻み込まれる(ラッカー・マスター)。
それにメッキをかけて複製をとると、音溝が突出した(凸型)金属製のレコードが出来る(Ag マスター)。
それにもう一度メッキをかけ同じ事を繰り返すと、マザーと呼ばれる金属製のラッカー盤の複製品(凹型)が出来る。
これがメタル・マザーと呼ばれ、実際のレコード製作の元になる。
このメタルマザーの番号が1ということ。
このメタル・マザーにもう一度メッキをかけ同じ工程を経て作られるのが、実際のレコードのプレスに使われるスタンパーと呼ばれる金型。
レコードの発行枚数が少ない時には、Ag マスターを使って直接レコードをプレスする事もあるが、通常は発行枚数が多いため別にスタンパーがつくられる。
Ag マスターからメタル・マザー、メタル・マザーからスタンパーへの複製は其々かなりの枚数が作られ、 そして1枚のスタンパーからは1000~2000枚のレコードがプレスされると言われていまる。
つまり合計では、通常数万~数十万枚のレコードが1枚のラッカー盤よりつくられる計算になるのです。
えっと・・・・・自分でも良く判らなくなってきたぞ?(笑
そして問題のスタンパー番号については、また次の機会に。

