今年もシケイが話題になる時期がやってまいりました。

 

辞書によると、シケイとは、四計と書きます。

四計とは、「一日の計は朝にあり」「一年の計は春にあり」「一生の計は勤めにあり」「一家の計は身を修めるにあり」のことです。

 

言葉が変化したのか、代わりに(?)なのか、よくわかりませんが、「一年の計は春にあり」部分が、よく言われる「一年の計は元旦にあり」のことだそうです。

由来とか意味とか諸説あったり、そもそも意味なんて変わっていくのが当然だし、由来知ってる人なんていないので、どうでもいい!

(例えば最近だと、元旦と元日の違いもなくなってきている傾向ですしね。)

 

とりあえず、ざっくりの意味としては「ちゃんとやれよ」っていうことだと思いますが、本当に1年の計は一年の計は元旦にありにあるのでしょうか。

 

元日、日の出とともに1年の計画を立てたとして、その計画が1年間まともに機能するとは思えません。

当然、都度メンテナンスが必要になりますし、時には計画を破棄して、ゼロから再作成する必要があるかもしれません。

 

となると、やはり計画なんて立てても無駄な気がしてきます。

 

結論を急ぐ前に、ここで、計画とは何かということを考えてみたいと思います。

 

色々な意見、解釈、視点があるでしょうが、一言でいうなら、私は「目的地に向かう準備すること」だと思います。

こんなイメージでしょうか。

 

 

 

目的地に向かう準備をするためには、まずは必要なものをそろえる必要がある。

何が必要なのかを考えるためには、目的地までの日数を考慮する必要がある。

どの町を通っていくのかも重要。補給はできるのか。

途中にモンスターはいるのか。どんなモンスターなのか。

などなど、考えることは多そうです。

 

さて、先ほども述べた通り、計画なんて立てても、その通りに行かないことの方が多い気がします。

町にたどり着いたら、モンスターによって壊滅していたとか、Lv.5モンスターを攻撃したら、Lv.20の用心棒がいたとか。

 

そのたびに最善と思われる手を打ち続けなければ、死んでしまう可能性もありそうです。

 

でも、だからと言って、出発前に何の準備もしない状態で出発したら、最初の町にすらたどり着けないかもしれません。

予想外の出来事が起きた時に、対処もできないかもしれません。

 

そういう意味では、やはり計画は大事だったりするように思えてきます。

 

では、いったい、どの程度の計画を立てれば良いのかについては、パート2で。