あさイチで、

「毒親と離れてわかったこと 当事者たちのその後」という特集をやっていたので、

何気に見始めたら、、、

夢中になって最後まで見てしまいました。

 

「毒親」「親ガチャ」という言葉が最近多く聞かれますよね。

 

暴言、暴力、ネグレクト、過干渉とか、親が子供の気持ちを無視して、自分の感情を優先すると、「毒親」になるんでしょうかね。。

 

でも、特集を見ていたら、いろーんなタイプの親がいる。

 

だから、親と一緒にいるとなんかモヤモヤするとか、気持ちが伝わらない、考えが違う、などとなったら、きっと、毒親の一種なのかもしれないなーと思いました。

 

ほんと、いろーんなタイプの親がいる。

 

他人から見たら(親が外面がいいとかで)、気づいてもらえないところも、子供本人にとったら、モヤモヤするとか、なんか違うんだよなーと感じているところもあるらしいし。

 

特集では、

毒親と物理的にも精神的にも離れたことで、また新たな関係を築いている、という人達の特集でした。

 

だから、やっぱり、辛い、苦しい…このままじゃダメだ、と思うことがあったら、一旦は親から距離を置くことって大事なんですね。

そして、自分をしっかり立て直して、もう親と会っても大丈夫、もう取り込まれないゾ、となったとき、改めてまた違う関係性を作っていけるのかもしれない、、そう思いました。

 

我が家は毒親ではなかったけれど、世間体をやたら気にする家庭でした。

それに、家族の中で過去に悲しい出来事があって、それ以来家族の中であっても互いに気持ちが寄り添うことができなかったなぁ、と思うことがあります。

10代の自分は気づけなかったけど、40代の自分なら気づけます。

気づけたら、親のあの時はああだったのかな、こうだったのかな、と客観的に考えられるようになったし。

 

今の私にできることは、やはり程よい距離感で親とつきあっていくこと。

うちは毒親ではないけれど、やっぱり、成人した子供と親は、ほどほどの距離感で付き合っていくのが大事ですよね。

 

たまに実家帰って、母に甘えて、母の愚痴も聞いて…という世間話をする程度の間柄でいいのかなと思ってる。

 

それから、私が親になって思うこと。

 

子供たちの気持ちに寄り添っていきたい。

家族の間でなんでも話してほしい、何でも話せるような空気感を出したい。

頭ごなしに否定したくない。

子供がやりたいと思うことは全力でやらせてあげたい。

家庭を居心地が良い場所にしたい。

勉強しなさい、あそんでばかりいないで、と小言をいいたくない。

私だって出来ていないことがあるんだから、子供に押し付けないようにしたい。

感情的に怒りたくない。

子供が好きな事を否定しない、私も同じように好きになって応援してあげたい。

 

 

 

…それにしても、特集で、毒親とされる世代って、団塊の世代が多いのかなーと漠然と想う。

きっと、毒親たちが子育てをしていた時代、日本は高度経済成長期だから、努力し続ければ、結果がでる。努力してより上を目指せば幸せになれる。

だからこそ、みんな自分の能力以上を目指して努力努力、結果がを出すことにいそしんでいたのかもしれない、、と考えてしまった。競争社会でいい学校に行けばいい就職できる、みたいなね。

バブルの時代だし、きっとがんばればがんばるだけの結果がでる、だから、子供たちにもあれやこれや、と望んでいたのかな…って思ってしまった。

 

今はまた令和の子育て時代として、、先行き不安な日本経済に、賃金格差、教育格差があって、子供たちを一体どんな大人に育てていけばいいのか、親が迷っています。

 

時代が変われば子育ても違ってくる。

 

未来は少しずつ変わっていくのかもしれない。