朝ドラ「半分、青い」が終了しましたね。
星野 源さん主題歌で、爽やかな朝をイメージしたような、青空のシーンではじまる朝ドラ、ということで、とても期待してみていました。
…ただねぇ、物語の展開に色々ついていけず、途中から(もう、終わってくれてもいいぞ)と思ってしまってました。
そして、
どこかで展開が好転すること、見ている側が期待していることをやってくれるだろう、という想いで見ておりましたが、
最終回まで見ても
???
うーん…、、、そこで終了??
もっと違う形の展開、できなかったかなぁ??
と、モヤモヤがいっぱいです(^^;
…なので、もうすでに終了してしまったドラマですが、
私の個人的な想いで描く、もう一つの「半分、青い」をここで描きたいと思います。
題して、「こうだったらいいな、もう一つの半分、青い」
7月7日、同じ日に病院で生まれる、律と鈴愛。
二人は、小さいころから、7月7日には一緒に誕生日を祝う間柄。
そして、互いに手作りのものをプレゼントし合う、ということをしている。
小学生の時分、片耳の聴力を失う、鈴愛。
学校で、ブッチャーはじめ、心無い子供たちにいじめられたり、からかわれたりする。
それを律が、そっと助けたり、見守ったりする。
そしてその年の互いの誕生日、律は、鈴愛に笛をプレゼントする(もちろん、手作り)。
困ったときがあれば、いつでもそれを吹いて、自分を呼んでほしいと(これが、マグマ大使の笛、的な感じになる)
それから、その笛は鈴愛が律を呼ぶときに使うこととなる。
高校生になっても、互いの誕生日にはなにかと贈りあう関係は続く(もちろん、手づくり)。
そのころには、律の技術はけっこう優れていて、いろんなものを作ったりすることが上手。
そして、鈴愛は絵が上手だったり、突飛な面白いアイデアを出すことが得意で、そういったものをプレゼントしている。
ある日
「雨の音がきれいに聞こえる傘、作ってよ、律」と鈴愛
互いに、ただの幼馴染の枠を超え、異性として意識しているにも、関わらず、
今の関係を壊したくなくて、言い出せない気持ちをもっている。
東京に上京。
鈴愛、漫画家になるため、秋風塾へ
律、大学生。そして、ロボット工学に出会い、魅了され、本格的に技術開発にのめり込んでいく。
マーくんを好きになる鈴愛。でもこっぴどくふられる。(これはマーくんの演技。律を鈴愛へ向かわせるための)
律、マーくんに「鈴愛、泣かすな!」と激怒。普段冷静で穏やかな律が、この時初めて、感情むき出しでマーくんにくってかかる。
もちろん、二人の中は絶交状態に。
失恋で落ち込む鈴愛に、そっと背中をかす、律。このときも、自分の本当の想いを言わず、そっと鈴愛を見守る。
とっくに、鈴愛を想っている自分の気持ちに気づいている律だが、あえて、やはり「幼馴染」の枠を超えないでいる。
律は、清と付き合っているが、大学の研究が忙しくてすれ違い、清は不満に思っている。そして、笛を吹いて律を呼ぶ、鈴愛の存在にも。
アパートで激しく清と鈴愛がバトルし、鈴愛の律に対する想いが、幼馴染から異性であることを認識。
喫茶店で話し合う律と鈴愛。互いに、幼馴染なのに、異性として意識していることを、いなめないでいる。
律…鈴愛が清に言った言葉を責めるが、、、
その後、清に「ごめん、ほかに好きな子がいる」といい、鈴愛の元へ。
律とはもう終わったと思っていた鈴愛の前へ、律が…。そして、二人は付き合う。
しかし、鈴愛は漫画家になるため切磋琢磨しているところ。
律も、ロボット研究に没頭しているため、互いに忙しい。
時間も気持ちもすれ違い、些細なことでケンカし、「じゃあ、別れよう!」と別れてしまう。。
こんなんだったら、幼馴染の関係の方がよかった、とでもいうように。この日は七夕7月7日。
…その後、律は京大のロボット研究に籍を移し、京都へ行ってしまう。
鈴愛は、漫画家としてデビューし、着実に仕事をこなしていく。
数年たち、岐阜で、きみか先生の還暦パーティーが。
律も鈴愛も参加することを、互いに、ブッチャーやなおちゃん情報で知る。
…しかし、鈴愛はそのころ、漫画家としてスランプに陥っていた。ボクテのように売れてない、ユーコのように漫画を諦め違う人生をいく、という選択肢もできず、悩んでいた。そして、秋風塾で、自分のボロボロの想いを打ち明け、泣き出す。
そんな中、岐阜に帰り、律に再会。
律は、鈴愛が還暦パーティーに来ていないことで、あちこち探しまわる。
(が、互いにこのとき、すれ違うというもどかしい展開をする。鈴愛が律の家に行けば、律が鈴愛の家に行ってるとか、パーティー会場を出た後に、もう一方がくる、とか、)
狭い町なのに、なぜか出会えない…というもどかしい展開をし、やっと、夏虫の駅で出会う。
律は、これだけ探して会えないなら、やっぱり、もう会えないのだ、と思い、帰ろうと電車に乗るところだったが…
ピーーーーーー
と、笛の音がきこえ…
鈴愛と再会、、、そして、プロポーズ。
喧嘩別れしてから、律はずっと鈴愛のことを想っていたことを告白。
いつかの夏の日に鈴愛がかいた短冊ももっていた。
そしてこのとき、偶然にも7月7日(きみか先生の還暦パーティーは、偶然にも七夕でした。本当は6月下旬ごろだけど、病院の休みに合わせて日曜日にでもした、ということにしよう)
律は、手作りの指輪をもっていた。
そう、昔から、互いの誕生日にはなにかをプレゼントしあっていた。
突然のプロポーズに動揺する鈴愛だが、律の気持ちをしり、仕事で精神的にもボロボロだった鈴愛は、OKする。
これが、鈴愛から律へのプレゼントになる。
…そして、律、鈴愛、結婚。
律の勤める会社が大阪にあるので、大阪で新居をかまえる。
一度は漫画をあきらめかけた鈴愛だが、律の支え、ボクテ、ユーコの友情、秋風先生の励ましで、大阪で漫画を描いてくことを決意。
(大阪にも出版社はある!…それに地方で漫画を描く漫画家を描いても良い。今はけっこうそういう人いるが、昔は少なかったはずだから、鈴愛がそれをやりきる、という設定もよい)
さらに、大阪にロボット開発事業の女性リーダーに、よりこさんがいて、律にちょっかいを出すというシーンをいれよう。
でも、鈴愛への想いが強いことを知り、その後は、ロボット開発へのよき理解者、協力者となってくれる。
つばさ、かのという二人の子供にも恵まれる。
二人でドタバタの中、子育てをする。特に鈴愛は、漫画も描いているし、子育てをしながらは大変!
だけど、律が家で掃除をするロボット、料理を作るロボットなど、いろんなロボットを作って、鈴愛の負担を軽くさせてあげるなどしている。
またこの大阪で、100均の店長に、扇風機を壁に当たると、やわらかな風になるという、ヒントを得る。
さらに、3おば、りょうちゃん、など個性的な住民たちに出会う。
この大阪では、三月うさぎを再開したり、売れない映画監督をデビューさせたり、といったことを、律と鈴愛のアイディアと技術でやってのける。
また、鈴愛は、りょうちゃんが漫画のファンであることから、りょうちゃんに告白される、などちょっとしたエピソードを。
でも、律以外考えられない鈴愛は、りょうちゃんの気持ちを断る。もちろん結婚してるから当たり前だけど。
りょうちゃんは、そのあとも色々鈴愛たち家族の世話を焼いてくれたり、手助けしてくれる存在に。
さらに、耳が聞こえない鈴愛を母親に持つことで、つばさがまわりからからかわれたり、かのが熱を出して耳が聞こえなくなるのでは?!という不安にかられるといったことも起こる。
時には夫婦喧嘩をしたり、すれ違うこともあるが、
律の包容力、鈴愛の天真爛漫さで、それらのことを乗り越えていく。
時は経ち、和子さんが病に伏した…ということを知ると、、
一家は、岐阜に引っ越し。
律は、名古屋支社に転勤させてもらい、岐阜から通う。
鈴愛は、和子さんの看病をしながら、子育て、実家の食堂にもちょこちょこ顔出す。
連載の仕事はしばし休業し、読みきりものやイラストレーターなどの漫画メインの仕事をする。
メインは和子さん。
さらに、岐阜では、弟が食堂を盛り上げている一方、センキチカフェを仙吉さんがオープンさせて、五平餅のおいしさを広めようと奮闘していた。ケントは食堂やカフェ、どちらの助っ人としても大活躍、そしてのちに、仙吉さんから認められ、センキチカフェを受け継ぐ。ブッチャー姉とも結婚。
さて、、、センキチカフェオープンのお祝いに、岐阜犬のアイデアを出した鈴愛。
和子さんに岐阜犬の声をお願いする。そして和子さん亡き後は、ハルさん、弥一さん、きみか先生など町の人たちが、第二の岐阜犬として声を担当し、街の人たちの悩みをやさしくきいている。
和子さんが亡くなり、大阪に戻る予定の律に、アメリカ行きの話がやってくる。(ロボット技術の開発)
鈴愛は、律と一緒にアメリカにいくか、日本に残って待つか選択肢を迫られ、一緒についていくことを決意。
そして、ついに漫画家をやめることに。
…が、、アメリカ同時テロの影響で、アメリカ行きが断念になる、同時にロボット研究にも暗雲が立ち込める。
東京本社にくるように指示があり、東京へ一家そろって引っ越し。
東京で、律はやりたくない管理職の仕事しかなく、毎日息が詰まる日々。
鈴愛は、一度漫画家を引退してしまったので、次はなにをしようかと思案しながら律を支え子供たちを育てている。
子供の小学校のママ友として、清に再会する。清は、大学卒業後そのまま東京に残り就職し、結婚したらしい。今ではすっかり律のことも思い出となり、二人はわだかまりを解いていく。
そのとき、、津曲から電話があり「岐阜犬」の権利が欲しいという話に。
岐阜で「岐阜犬」をみつけて、気に入り、つくし食堂で鈴愛の電話番号を聞き出していたのだ。
一度津曲のオフィスにいくと、おひとり様メーカーを立ち上げている刺激的な人たちと出会う。
感化された鈴愛は、おひとり様メーカーをはじめることに。
もちろん、律も鈴愛がやりたいなら、と賛成してくれた。
お一人様メーカーでヘンテコなものばかりを作る鈴愛。しかし、アイデアがどんどん湧き出るようで、キラキラしている。
そんな鈴愛に対し、律は嫉妬し始める。同時に、自分の本当にやりたいことは?と考え…
ついには、二人で会社を起こそう!と言い出す。
が、鈴愛は律が大手を辞めること、起業にはリスクがあることを説く。さらに子供たちの将来を考えると、お金の不安も…。
それでも、律はロボット開発の研究が断念されたことで、やはり後悔を持っており、邁進していきたい気持ちを伝える。
「スパロウリズム」を立ち上げる二人。
二人は、鈴愛のアイディアと律の技術で、様々な製品を作っていく。律が趣味で作っていたロボットを改良したり、創意工夫しながら進んでいく。家計は、製作費に圧迫され、カツカツになっていくが、それでも一家は幸せ。
(時に鈴愛が、秋風塾でアルバイトしたり、似顔絵かきの仕事するなど、して家計をささえる。律も深夜のコンビニで働くなど、苦労している二人の姿を描きたい)
ある日、お一人様メーカーオフィスへの取材があり、そこでマーくんと再会する二人。
マーくんは卒業後出版社勤務をしていた。
懐かしい気持ちと同時にぎくしゃくする気持ちもあるが、だんだん打ち解け、昔の三人に戻っていく。
マーくんは、律と鈴愛が結婚したことを知り、大喜びしてくれる。(だってそれを願っていたんだから)
…そんな中、ハルさん倒れる。長期的な入院が必要で、なかなか外に出られないハルさん。外の風が…あの草原の風がほしいと漏らす言葉に、鈴愛は、「その風の扇風機」のアイディアを思いつく。
二人はさっそく制作に取り掛かる。アイデアは良いものの、色々と実現に向けて難しい課題がある。しかし律は寝る間も惜しんでがんばる。鈴愛もそれに対して一緒に進んでいく。
ハルさんの手術は無事に成功、扇風機も完成した。
このとき、よりこさんも昔のよしみで、かなり尽力してくれる。
お披露目パーティーの日、震災が起こる。
製作に取り掛かろうとしていた矢先だったので、部品など調達することが難しくなり、発売は一年先延ばしに。
律と鈴愛は落ち込むが、互いにできることを精一杯やろう、とそよかぜファン製作と併用し、他の製品開発などもこなしていく。
(またもや鈴愛が、秋風塾でアルバイトしたり、似顔絵かきの仕事するなど、して家計をささえる。律も深夜のコンビニで働くなど、して、日々の生活を支えることに)でも、二人とも明るく前向き!!
一年後、、
震災の影響も少しずつ落ち着きをもどし、ついにそよ風ファンが発売。
売れに売れて、あっというまに目標台数完売!!追加注文も殺到。生産が追い付かないという、嬉しい悲鳴に。。
そして、、そよかぜファンは、梟町のあちこちでも、仙台のユーコのところでも(ユーコは生きてます。しかも看護師でなくインテリアコーディネーターとして活躍)、ボクテ、秋風塾、3おば、りょうちゃん、よりこさん、マー君、清、あらゆるところで大活躍し、みんながファンの風を心地よく浴びている。
もちろんハルさんも元気!手術は成功し、すっかり元気になっている、再発の可能性もなし。
…つくし食堂でそよ風ファンが売れに売れまくっておめでとう!のパーティーを開くことに。律と鈴愛へのねぎらいの会。
やっと技術者として成功していく道を見つけられた律と鈴愛は、地元新聞社などメディアへの取材にも応じている。新聞記者は、あの…コバヤン。。
この日は、梟町の人だけででなく、秋風塾(先生、ひしもっちゃん)、ボクテ、ユーコ、3おば、りょうちゃん、マーくん、清など今までかかわったことある人たちも再登場!にぎやかな会となる。
この日は7月7日。
律は、パーティー後、鈴愛に、「雨の音がきれいに聞こえる傘」をプレゼント。→でも別にコレはなくてもいい。もっと前に傘作って渡しててもいい。そして、こんな素晴らしいものを作れる律なんだから、一緒にやればもっとすごいものができる!という伏線にしてもよい。
互いにこれからの人生において、大切なパートナーであることを再認識する。
スパロウリズムは、まだはじまったばかり。さぁ、これからどんな製品がたくさん生まれるのだろう、作っていこう!というワクワクな感じを二人でかみしめあう。
そして、ある雨の日、、つばさ、かの、四人で傘の中にはいり、雨の音を待つ。。
END
…はぁーーーー、、律と鈴愛に焦点を当てて描くと、こんな感じにしたい!こんな感じがいい。
もっとはやく、40代まですれ違う二人を描かずに、
20代くらいで、くっつけてほしい。
残り、40代までは、二人で歩んでいくという人生にしてほしい。
さらに、7月7日に同時に生まれたのなら、その奇跡を思う存分使ったらいい。
ケンカした日、仲直りした日、プロポーズの日、などなど、偶然を味方にして合わせられることあると思う。
そして、律から渡されたことにしたい、鈴愛の笛。あれはプロポーズされたあとは、ネックレスなどにして、ずっと肌身離さずにいる鈴愛でもいいかな。もうそばにいるから、笛を吹くことはめったにないけど、この笛への想いはずっとあるよ、って伝えたい。
…ユーコもね、漫画家辞めた時、結婚して、さらに、インテリアコーディネーターの資格とるとか言ってませんでした??それがいつの間にか仙台で看護婦の設定になり、それも納得いかなくて、、私は。
で、インテリアコーディネーターとして、震災後の仙台でも、避難所などで精力的に活躍しているという人物にしたいなと思っています。限られたスペースのある避難所で少しでも快適に過ごせるような工夫を、ユーコが提唱するとか、震災をとりあげるなら、もっと前向きに、もっとこうやって頑張っている人たちがいたよ、というメッセージがあってもよいと思ったのです。
あと、つばさくんとかのちゃんが、、片親になるのって寂しいよね。どうせなら律と鈴愛二人の子供っていう設定がいいな、と思って書きました。そして片耳の母親を持つことでいじめられる、からかわれるというシーンもつけ、でも、それを律鈴愛が受け止め、子供たちに寄り添い、解決していくという風にしたいなと思って。
…と、、すみません、。。
ここまで、私の勝手な、勝手な心の中で描いた「半分、青い」です。
もう終わってしまったドラマだけど、妄想の中でもう少し遊ばせてください。
ここまで読んでくださったみなさん、長々とすみません。ありがとうございました!