…今日、図書館で借りてきた本で面白い内容のものがありました。
その本のご紹介はのちほどにして、、
本書の中で、
「幸せとは何か…?」という問いに、
「宙に浮かぶツブツブ」と言っています。
絵にかいたような幸せというような「幸せの状態」は、この世にはない、とまで言い切り、
さらには、
「世の中には、ただ、『幸せな瞬間』ばかりがあるのである」と結論付けています。
中でも、「宙に浮かぶツブツブ」というのは、幸せを状態と考え、もっと刹那的な瞬間であるととらえると、日常の空気中にカプセルのようなもの(ツブツブ)として、浮かんでいるもの、だそうです。
…これを読んで、ほおおおおーーーー、ははぁーーと納得する部分がありました。
それは、長澤まさみが住宅ハウスのCMでの一コマにも表れているのかな、って。
親子で、「充電ーー」といいながら、頬をすりあわせるシーンで
「今、この時間がとっても大切だから」
と流れる一言。
この瞬間、幸せのカプセルがはじけているんだろうなーと思ったのです。
あるいは、マウントレーニアのCM
「今、ここ、幸せ…」というフレーズも。
誰しもが幸せになりたいし、幸せの状態を維持したいと願う。
けど、本当は幸せの状態なんてずっと継続することは難しいんだろう。
本書では、
「がんばっても報われないことなんて、ふつうである」とまで言い切っています。
それは、幸せな状態が世の中にある、どこかには訪れていると信じ、思い込んでいるから、そういう考えにいたるのであろう、と。
しかし、本当の幸せは、ツブツブの状態で、空気中にちりばめられていて、瞬間瞬間に訪れる、んだそうです(本書によれば)
そして、私が勝手に解釈するならば、
あのCMのように、
常日頃、どんな人にも幸せな瞬間が訪れているんだと思う。
…小さな幸せに目を向けられると、どんどん幸せの連鎖が起こるというのは、ウソではないと思う。
日常の瞬間をもっと大切に思えたら、ちょっとしたことでも心を満たすことができるのだろうと思えました。
今日から私も、幸せのツブツブ探しをしてみよう。