『12星座の恋物語』 角田光代・鏡リュウジ 著

 

…2週間ごとの図書館通いは相変わらず続いており、いろんな本を借りては読み借りては読み…をしています。

読んだ後すぐに感想をブログに載せたらいいものの、感じたことをよく吟味し、咀嚼し、頭の中で整理整頓してから書こう…なんて思っていると、いつの間にか月日がたち、、

ブログへの感想を明記することが遠のいてしまいます。。。

 

本を読んで感じたこと、この本の内容を誰かに伝えたい、知ってほしい…そんな想いがあったなら、72時間以内にはなるべく書いていきたい…本当はそう思っているんですけどね~。

そうでないと、自分が感じた時の気持ち、想い、そこで得た情報が、時間の経過とともに風化していってしまいますからね。

せっかくインプットしたものをそのまま留めておいて、アウトプットしないままでいるのは、体の中に毒素を溜め込むようなもの、そんな風に最近強く感じるようになっています。

 

…で、昨日、図書館で借りてきた本を一冊ここで紹介したいと思います。

(忘れないうちに、72時間以内にアウトプット!!)

 

『12星座の恋物語』

この本は、占星術研究家として有名な鏡リュウジさんと、作家として多数の著書を生み出している角田光代さんがコラボして作られたということで、ワクワクしながら手に取ったのです。

 

中身は…12星座ごとに、鏡さんはそれぞれの特徴、ホントの姿というものを書いています。

一方、角田さんは、その12星座の特徴をとらえた男女のショートストーリーを描いてくれています。

 

このねぇ、…角田さんのショートストーリーがいいんですよ。その星座星座の特徴をとらえている主人公たちが、いつでも本当の自分に気付いてほしくて、もがいていて、どんな星座であっても、皆いろんな思いを抱えているんだな…って思えてきて、この本を読んで、私は自分の星座を愛おしむ気持ちが強くなりました。

 

私は、蠍座なのですが、角田さんのショートストーリーでは「ヒミツさん」というタイトルがつけられていました。

…まさに、その通り(笑)。

って、別に秘密主義にしているわけじゃないのに、周囲から「クール」「落ち着いてる」「秘密主義者」って言われるのも、当たってるーーー。

スバリ、その通り。もうずっと、言われ続けているから「はいはい、そーですか」ってあしらえる程度になっているのも、主人公の女の子と一緒です(笑)。

 

なんでもかんでも自分をさらけ出して、女子トークをするというのが昔から苦手というか…別にそこまで話さなくてもいいんじゃないか、って思っちゃうんですよね(って、別にその友人たちが信用置けないとか、嫌いとかじゃなく…)、

自分の本当に好きなこと、秘めていることは、そんなに簡単に話しちゃいけない気がするって思ってるだけなんです。

だから言ってないだけなんだけど、言わないことが一つあるだけで、「秘密主義者」と思われてしまうこと、本当はすごく嫌だと思っています。

だからね、蠍座の女は、うまーく、うまーく、…表面的には全部さらけ出してますよ、あなたが知りたいこと全部伝えていますよ、って演技します。(私がそうだから)

じゃないと、メンドーなんだよね、色々詮索されて。自分の本当に大事にしていることを簡単にペラペラしゃべることを下品だと思っている、と角田さんのショートストーリーの中にもありましたけど、まさに蠍座ってそれだと思っています。

 

…例えば私は、星野源さんとかオザケンとか好きなんだけど、誰それ構わずにその話なんか大っぴらにしないです。

少なくとも興味ある人とか、この人なら話しても分かってもらえるな、って思う人にしか話さない。

コンサート行くのも、本当に自分の大事にしている人、気持ちが共感できる人じゃないと誘わない。

頭数そろえてどこかに出かけたりもしたくない。

ちゃんと自分が大事で大好きだと思う領域には、本当にそこに触れてほしい人しか寄せ付けない。どこかそんな思いを抱いていることがありますね。

でも、なかなかそういった内面部分が上手く周囲に伝わらなくて、それでいて時々いう言葉が冗談に受け取ってもらえず、言い方がキツい、冷たいとか言われるし…。はぁ、、ホントは会話の話題もいつも相手を想っていたり、考えていたりするんだけどね。

 

…という具合に、私の蠍座さんの物語はスバリ、当たっていました(笑)。

 

自分の星座以外にも家族の星座とか見てみると、けっこうおもしろかったですね。

星座だけが、その人のすべてではないけれど、読んでみると当てはまるポイントがあったりして、意外な発見ができたりします。

そして、なんといっても、角田光代さんが各星座を持ち男女の物語を描いてくれているというのがぜいたく~な感じがします。

自分の星座がどんな風に表現されているのか、興味ある方はぜひとも手に取ってもらいたいと思います。