『何者』 朝井リョウ・著

 

…『桐島部活やめるってよ』のデビュー本から注目している作家、朝井リョウ!

彼は、私より年齢が10コも下。

ということで、私の中では、作家・朝井先生というよりも、朝井クンって感じ。

なので、勝手に親近感を込めて、朝井クンと呼んでいます。

 

…『何者』、映画にもなりましたね。

映画も見たいなぁ~と思ったけど、それよりも、原作。

原作をまずはおさえておきたい派なのです。

 

~~あらすじ~~

主人公、二宮拓人は、大学生。そろそろ就活をする時期になった。ルームシェアの光太郎も同じ。

二人は、それぞれ学生時代にやっていた、演劇、音楽といった青春をすっぱり辞め、就活に専念していく。

 

拓人の片思いの相手で、光太郎の元カノ・瑞月、さらには瑞月の友人、里香と、その恋人・隆良も就活組ということで、皆で定期的に集まることに。

 

エントリーシートや、履歴書、WEBテスト対策、面接対策、ああでもない、こうでもない、と互いに持論を展開しながら話し合い、皆で就活をすすめていくが、、

 

…内定が出た者、いまだ内定が出ないままの者…それぞれの道が分かれ始めるとき、隠れていた妬み、本音がみえはじめていく。。

 

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私が就活をしたのは、超氷河期時代だったんですよ。

今の時代は、売り手市場で就活が有利、なんて聞きます。

でも、10コ下の朝井クンの書く「何者」を読むと、そうはいっても、今の学生たちも就職するには、なにかと大変なんだなぁ~。

そして、同じように、内定でた友人と、出ない自分をななめにみてしまい、心がすさんでいく。という負のループ、、気持ちすごくわかるなぁ、と共感しながらよみました。

 

今は、ツイッターやタイムラインとか、フェイスブックとか、予期しないところで、相手の近況が見えてしまう分、心がかさついて乱れてしまいますよね。。

私の時代は、そういうのなかったから、友人と合わなければ、相手がどういう状況なのか分からなかったけど、今はSNSですぐにみられちゃうから、ね。

 

…映画では、どんな風に主人公たちの心理戦が行われるのか、興味があります。原作を読むのも面白いけど、映像でみたほうが、現代のリアルな就活を疑似体験できそうな気がします。