出産レポ…続きです
子宮口が広がる痛みは全くなく、いつの間にか広がって赤ちゃんが産まれたってカンジでしたっ!
赤ちゃんの頭が子宮口まで下りてきたときは、なにか大きなものがある挟まってるという感覚はしました。
助産師サンや看護婦サンたちに『赤ちゃんも頑張ってるからね!』とイキみの最中何度も声をかけてもらって、
だんだんと朦朧としてた意識を取り戻し、(そうだ。私は赤ちゃんを産むんだ!)と思ってきたら、自然とイキみにも力をこめることができました。
産まれてきた瞬間、『もうイキまなくていいよ。リラックスして』と言われて、
大きな産声を聞き、すぐに赤ちゃんを抱っこさせてもらったとき、
『本当に赤ちゃんだっ…』(私、赤ちゃん産んだんだ)と思いました。今までお腹の中にいたのが、この子だったんだ…と信じられないくらいでしたが、とっても嬉しかったです
待合室にいる母の元にまでその声は届いたみたいでした
分娩時間5時間と少し。初産にしては比較的安産で、出血量も少量だったようです
母が、看護婦サンに無事に産まれたことを聞き、旦那や親戚に報せまくってくれて、旦那もすぐに会社から飛んできてくれて、我が子とご対面してくれました
さらに旦那の両親も駆けつけてくれて…みんなで赤ちゃんの誕生を喜び合いました
…それから、私には大きな子宮筋腫7、8センチのものが子宮口近くにあり、もしかしたら赤ちゃんの頭が通れなくて、帝王切開になるかも。と以前から言われてました。
でも、普通分娩することができました!
臨月までの検診でも、筋腫にも赤ちゃんにもまったく異常がなく、赤ちゃんの頭が下がってくれたので、普通分娩することができました。
そもそも、今回の妊娠は、人工授精④回目での妊娠デス。
夫婦で赤ちゃんほしくて不妊治療してました。
私は子宮筋腫があり、位置的に問題ないけど大きさが大きさだけに、妊娠しても流産や早産の可能性があると言われてました。
そして、筋腫を取る手術をしようか、という話まで持ち上がっていました…。
旦那は旦那で少し精子の運動率が悪く、洗浄してもらわないと運動率がしない状態でした。
だから、妊娠が分かった時は信じられない気持ち、嬉しさ半分、不安いっぱいと複雑な気持ちでした。
そこから10ヶ月…。私たち夫婦の不安をよそに、赤ちゃんは元気にまったくトラブルもなくスクスク育ってくれて産まれてくれたのです。
なので、私の子宮には、まだ大きな筋腫が残っています。今後、この筋腫をどうするのか次の妊娠を望めるのか…それは、まだ分かりません。
出産した時先生に『筋腫あっても普通に産めるんですね…』と言ったら、『そうだね。邪魔しなかったね』と、なんともあっさり
あんなに筋腫で悩み、妊娠しないのは筋腫があるからなのでは…とか、筋腫の手術したほうがいいのか、と本気で考え女性保険入ったりした日々はなんだったのか
あと少しで産褥後検診があるので、子宮の状態を内診してもらって、色々聞いてみたいなと思います。
今回の妊娠~出産は、私にとってホントに奇跡で、産まれてきた我が子をみても、どこからやってきたの?ってくらい不思議な生き物に思えて、自分の子(所有物)と思うのがおこがましいカンジなんです。
お産はスゴイ体験でなかなかハードだったけど、(私の場合色々展開が早すぎて、疲れましたケド)、ホント無事に産めて良かった。
今は育児に追われる毎日になりましたが、このお産体験はきっと一生忘れないと思います