『ヘッダ・ガブラー』を読んだ

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故ガブラー将軍の娘ヘッダは、美しく勝気な女性。

自由奔放な彼女は、研究者のテスマンとの結婚生活に窮屈を感じ、かつての恋人レーヴボルグら自分を取り巻く人々の充実した生活への羨望や嫉妬から、ある行動に出る。

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劇作家イプセンの代表作『ヘッダ・ガブラー』を現代の会話劇として再構築した舞台を近々観に行く予定があるので、古本を購入して当日までに読んだ。

大学生時代イプセンの『人形の家』に衝撃を受けた経験から、発表があった際に絶対観たいと思っていた。


どうにも危ない女性だった。

自由でいたいくせに、「妻」「母」という社会的な枠組みや金銭面では自由ではいられない。

自尊心が高いくせに、周りの人間に介入し意のままに操ることで自分という存在を確かめる脆さ。

そんな彼女は人を操る側だったはずが、誰かの手に操られそうになる。

それを拒否する意味で自死を選ぶ、そんな女性。


以前読んだ『人形の家』で描かれていた女性の自立。

今作では女性の抑圧が描かれていたように思う。


舞台ではヘッダは男性に変わっている。

どんな風に描かれるのか楽しみだ。