・帰る場所
目が覚めてからぽつぽつ話をした。
「帰る場所がない」という。
昔、親戚の家に預けられている時思ってた事がある。
「ふらふら遊び歩くな」と叱られて、心の中で「買える場所があるから外に出れるんだ。船だって母港があるから出港できるだ」と思っていた。お世話になっている身のクセに(笑)
昔から自分の居場所が欲しくて、そのくせ、預けられていた親戚の家は「自分の居場所ではない」と認識していた。だから早く家を出て自活したかった。
自分の欲しいもののために、頑張って働いた。腹の立つ事も沢山あったし、納得のいかない職場もあった。転職も繰り返した。でも、働く事はやめなかった。むしろ、働く事は嫌いではなかった。
帰っても1人暮らしだから誰も出迎えてはくれない。けれど、それでも自分の居場所を確保できる事が嬉しかった。
ないなら作ればいい。
1人で作れないのなら、誰かと作ったって構わない。
結婚だろうが同棲だろうがルームシェアだろうが、自分が納得できるなら、どんな手段を使っても作ればいい。
寂しさを紛らすために誰かを頼ってもいい。自分の足りないものを埋めてもらったのなら、その分何かで返せばいい。
簡単だけど難しい。けれど、きっと、やる気になれば、人間なんだって出来る。
・緊張の糸
旦那に鍵を返す。その後出勤する。
息子と昼御飯を食べる。息子は近くの体育館に遊びに行った。
1人でまとめた旦那の荷物を片つける。まとめる時の方が簡単なのはなんでだろう。
緊張の糸がとけたのだろうか。
疲れすぎて眠ってしまう。
・嵐の後
息子が帰ってきてから買物へ行く。
昨日蹴られた場所が痛いというので、焼うどんを作ることにする。
ちゃちゃっと作って食する。
まだだるさは取れない。