会社を辞めました。
と言ってもまだ有休消化中で在籍中ではあるけど。
結局、自分が考えた物を世の中に出すことはできなかったんだけど、それでも世界初の動作品を作ることはできて、同じカテゴリーの従来の商品とは原理的に全く異なる方式の試作品の評価はとても良くて、自分の考え方は間違っていなかったんだ、っていうことが成果だったのかな ?
自分が辞めることを知っていた人は今日までごく一部、試作品を評価してくれた関係者に
『今日が最後です』
って言ったら「えー!」って驚いてくれたし「君が居なくなったら製品化できないかも」って、みんな気にしてくれたのが嬉しかったかな。
『結局この会社では何も残せなかったです』
って言ったら、「いや、あの試作品、〇〇の方の評価は高かったからちゃんと成果は残せてるし、証明されてるよ」とか「考え方や評価ポイントが変わったのですごいいいきっかけだった」とか「高くても絶対世の中に出すべき物だよ」とか、最後に聞けた言葉は嬉しかった。
買ってくれる人が「ちょっと高かったけど、これを選んでよかった」って心の底から思えるものを目指したけど、結果はダメだったね。
夢は実現はできなかったけど、大きな種は蒔けた、これで満足しておこうと思ったよ。
商品の価値が価格、という商品はすぐに廃れると自分はずっと思ってる。
安売り店であっても自分が本当に欲しいものって安くはないんよね。安いものが用意されてるってだけ。
さて、これからは住みたい街に住んで、しばらく遊んで暮らそうと思う。