中国との密貿易や博打、ケンカに明け暮れる青年、それは群守の息子、ホ・ジュンであった。

 



ある日ホジュンが中国からの薬を卸しているチャン医院へ行ったところ、診療を断られた女性を目撃する。

女性は父親の治療を求め、医師に診てもらうが、中国にはあるが韓国にはない薬があればと言われる。

ジュンたちが密貿易をしようと港に向かうと監視に誰かが捕まっているのを目撃する。密貿易商の手下に違いないとジュンがその者を助けるとなんとそれはチャン医院で見た女性だった。

密貿易商から父親を治す薬を手に入れるか、中国へ渡り薬を手に入れようとしていたのだった。

 

母親が妓生で身分が低いため父は群守であっても反抗しているジュン。本妻の息子である兄が会いたがっていると母親が言っても受け入れようとしない。

 

ジュンは子供の頃を思い出す。

子供の頃はよく勉強ができて先生にも褒められていたが、妓生の子供だと言われ両班と一緒に勉強をする資格がないと義理の兄にさげすまれていたのだった。

 

なんとか薬を手に入れたいと懇願する女性のことを思い出すジュン。

 

父である群守に呼び出されたジュン。

群守は辺境で警備していたときに女真族にやられた傷がまだ痛み治療を受けながら、ジュンの生活ぶりを注意する。

 





父と一緒にいたジュンは先日みた女性が父と一緒に指名手配されているものであることを知る。

ジュンはヤンテに女性の行方を調べさせて隠れている場所を突き止める。

すると女性の父の容体が急変し意識がない状態となる。

ジュンは自分の手を噛みきり、自らの血を口に含ませる。

やっと到着したチャン医師に診せるがすでに亡くなっていた。

 







チャン医師は患者が手配中の者だと気づく。黙っているからと見返りを要求するチャン医師。

ジュンは仲間を集めて亡くなった女性の父親の葬儀をするという。

葬儀のあと、女性はお礼を伝え、自分はイ・ダヒという名前だと伝える。ジュンは名前を聞かれるが自分は愛人の子でならず者だと話す。自首しようとするダヒを止めるジュン。

 

ジュンは身分を隠せるところに行くと仲間に伝える。

みんなもついて行くと言う。

ジュンはヤンテにダヒを連れてくるように頼む。

 

深夜にこっそり船着き場にむかうとジュンたちは捕まってしまう。

ヤンテとダヒは隠れていて捕まらずに済む。

 

捕まったジュンは群守の息子であることが判明し、処分が群守にゆだねられる。

ジュンは身分のせいでこんな生き方なのだと反論する。

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この後のシリーズ、伝説の心医とほぼ同じ内容ですね。

薬に火をつけて燃やそうとして値段をあげたり、

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密貿易であぶく銭を稼ぐホジュンは、ある日、中国商人と漢方薬の取引をするが、条件を巡って交渉がつづいた末、一歩も引こうとしない商人の目の前で品物に火を付ける。あわてた商人はホジュンの条件にさらに上乗せして支払い、ホジュンの腕に感服する。ひとも受けしたホジュンと仲間たちは、ある時は酒と女遊びにふけり、ある時は賭博場に入り浸って、その日暮らしのならず者生活を送る。ホジュンの母親はそんな息子の姿を見かね、群守である父親のためにまともになれと言い聞かせるが、父親にとって忘れられた存在である自分等どう生きようと関係ない、と投げやりに答える。